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ニワトリノニワ テキトー日記三年目 102
9月前半のレポート。

もう半分あるんだけど。でも今日はちょっと休憩する。



親父の死期が近いらしい。


こんなことを書くと縁起でもないと叱られるかもしれない。でも僕はその気配をうっすら感じている。だがそれには条件があるのだ。


親父は今朝、夢をみたらしい。その夢には亡くなったお父さんとお母さんとお兄さんが三人揃って出てくる。

親父は病室から携帯で僕にメールを送ってくるのだ。

親父の既に亡くなった家族たちは親父を振り返りもせずに歩き去ろうとする。そしてもう足が悪くて自力歩行のできないハズの親父だが、夢の中で歩いてついて行こうとすると三人は振り返りもせずこう言い放った。


「お前にはまだやることがあるだろ?」


そして親父を残し消えてしまった。


親父には既に時間の感覚が部分的に消失している所がある。僕のブログのファンである彼は未来の僕のブログを見て感想を送ってきたりする・・・



われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか


ゴッホの親友であり、仲たがいによりゴッホの耳を切り落としたという説のあるゴーギャンは遺書替わりにこの代表作を残した。


われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか.jpg


死、そして食べ、生まれ、悩み・・・ということは表裏一体の出来事に過ぎず、ある次元では全てが折りたたまれ同質のものとして存在する。

それはユングの言う集合的無意識、アカシックレコードと呼ばれる深層心理学から導き出した宇宙論と、デビット・ボームの唱えるホログラフィック宇宙論の交差点。


オギャアと生まれあなたは普段死を意識しないで過ごしているが、でもその持ってるカードの裏側には必ずジョーカーが描かれている。


人間は100%死ぬ。いや人だけじゃない。


では、何のために生まれてくるのだ?






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[2013/09/27 18:49] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(0)
ニワトリノニワ テキトー日記三年目 101
じゃ、9月前半レポート続きもサラッと流します

雷の翌朝。

快晴.jpg

快晴。

ワンコたちも大喜び。

晴れたね.jpg

二代目真っ黒なニューチキンさんも元気。

ニューチキンさん.jpg

と思ったが実は何故か上がる一方であるはずの産卵数が落ち始めていた。それは・・・・


一週間ほど降り続いた雨。

大雨の足あと.jpg

7月と8月に全く降らなかった雨。

毎年異常気象が続いてるけど、この先僕らはこの変化に追いついて行けるの?農業は大丈夫?


A子が、7月に新しく作った飼料庫の床が歪んできてるというので見てみると真ん中の左側が傾いているようだ。

床が.jpg

床を引っぺがしてみると・・・

折れてる.jpg

折れてる。志半ばで折れてる。

お米をたくさん積んだりしたからさすがの10センチの柱でも4mの長さは支えきれなかったか。

つーことで真ん中にブロックを置いて補強。

ブロックの基礎で補強.jpg

床を支える柱全部を補強したのでこれでもう折れることはないだろう。一安心。


雨が大量に降ったのでカボチャの花が一斉に咲き始めた。

カボチャが一斉に.jpg

僕ら動物より進化した細胞を持つと思われる植物はとても柔軟で、そして我々が思うよりスピーディに環境に対応しているようだ。


ほとんど8月で収穫を終え、続々と運ばれる飼料米でいよいよ我らの農場のコンテナは満載御礼となった。

お米満載.jpg


そういえば。

例の日帰り湯、平和の湯温泉同好会の漁師のオッチャンにハネ卵とお魚さんの物々交換を申し出たら快く快諾してくれた。

従って。現在は定期的に今が旬のメヂカ(宗田鰹)が届けられており、僕の物々交換生活にお魚さんでフィッシュなメニューが加わった。

メヂカ.jpg

三枚におろします。

三枚に.jpg

一番上の一枚は君らに。

一枚はキミに.jpg

僕は骨がない所をお刺身で頂くよ。んめぇ~

僕はその他二枚を.jpg


そうそう、上野のイカレポートのブログで。

僕が無類のイカ好きであることを恥も外聞もなくさらしたら数日経ってちょっと遅れた誕生日プレゼントが届いたのだ。

誕生日プレゼント.jpg

福岡在住の卵のお客さん。であり、既に電話やメールで一年越しのお付き合いがある友達から。

水イカの一夜干しと薄塩のウニ。水イカは四国ではモイカ、全国的にはアオリイカのことで、非常に旨い。早速炙って何もつけず食べた。本当に旨い。

九州には玄界灘に剣先イカというスゲーうまいイカもいる。僕は出向で一年間久留米に住んでた時、確か唐津の国民宿舎で剣先イカのフルコースを食べてぶったまげた。

だが、アレは刺身で食べるに限る。刺身だとコリコリとした食感でそんじょそこらのイカとは別格だ。


ああ、禁断症状が。い、イカ喰いてぇ・・・・


もう一つ誕生日プレゼント。

脱サラして実家に居た一年半通った美容院のネーさんが未だにたまにブログを読んでくれていて、また卵もたまーに買ってくれる。

そのネーさんからプロ仕様のセルフカットのセットが送られてきた。

セルフカットセット.jpg


ブログで散髪を自分でやってるのを知って送ってくれたのだ。

今回実家に戻った際もカットしに来いと言われてたのに行く時間が取れず、不義理をしてしまっていた。

スマン、次は寄るから。


因みに。入退院を繰り返す親父は入院の度に救急車で毎回いろんな病院に運ばれる。ネーさんの家はたまたま今親父が入院してる病室から見えるとこにあるらしい。






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[2013/09/25 00:46] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(0)
ニワトリノニワ テキトー日記三年目 100
東京から戻ってからのレポートはサラッと流します。

なんつったって戻ってからもう3週間も経つのだからな。あ、僕としては旅行記みたいなのが好きなんだよ、きっと。


東京から戻った翌日、僕は四万十市を南下していた。

南へ.jpg

そして、そこには美しい砂浜があった。

美しい砂浜へ.jpg

土佐清水の大岐海岸です。

大岐海岸.jpg

この美しい砂浜の近くの、とある施設へ現在進行中のプロジェクトの商談に来たのだ。

土佐清水でこの時期メヂカが獲れる。メヂカとはソウダガツオのことである。サバとカツオの間みたいな40センチほどしかない小さなカツオである。

ま、これもサラッと流す。商談のことについてはいずれ分かる。


8月の最終日。タケちゃんが精米したての新米を持ってやってきた。

タケちゃんの米.jpg

タケちゃんの無農薬の新米とニワトリノニワの卵の初玉セットを予約購入してくれたお客さんに9月から発送を開始するため。

その朝精米してきたという作業服姿のタケちゃんの顔はワラの粉まみれのようでもある。なるべく精米したての美味しい米を届けたいと言うタケちゃんの思いが顔に表れていた。

朝早くからご苦労さん。


9月に入り、激しい雨が続いた。

未明に落雷が.jpg

ある日の未明に近所で落雷があった。ピカピカしながら1時間以上にも渡りゴロゴロと鋭く激しい音が続いた。


朝から鶏さんもずぶ濡れ。

ずぶ濡れ.jpg

未明の落雷で二度停電した。

一度目は10分ほどで自動復旧したのだが、その直後に狙い撃ちしたように同じ所に落雷。ブレーカーが上がらなくなった。

朝一で四電を呼んだら案外早く10時過ぎに工事のニーちゃんがきた。

四電をよんでん.jpg

50mほど離れた電柱に落ちたらしくヒューズがとんでいるから交換すれば復旧するらしい。


その後も大雨の日が続いた。

大雨が.jpg

7月8月と全く降らなかった雨粒が9月にまとめて落ちてきた。

大雨が2.jpg

この日は山口で記録的な大雨になったとニュースで言ってたけど、いつも見てる四万十川の川幅が・・・

川幅が.jpg


9月の前半は雨だらけだった。お陰で夏に伸びきらなかった草が・・・




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[2013/09/25 00:46] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(0)
ニワトリノニワ テキトー日記三年目 99
四万十も昨日と今日、朝晩寒いです。

じゃ、大してウケが良くないようなので上野博物館巡りのレポートはそろそろ切り上げるためにサラッと流しましょうね。


本当は僕が学んだ生物の仕組みを分子レベルで多少細かく語って、それでも解せない生命の不思議みたいなことについて考察してみようと考えてたけど。

ま、余り小難しくなってもイカンのでDNAとかタンパクとかそこらへんのことは写真だけでスルーしよっと。

はい、↓の写真は真核生物の遺伝子からタンパクが合成される仕組みを示している。

RNAからタンパクへ.jpg

まず核内でDNAがほどけてmRNAに情報がコピーされ核外に出て来たところでrRNAにキャッチされ、mRNAの情報に基づいてtRNAが各種アミノ酸を情報通りに結合させてポリペプチド=タンパクを合成している様子です。

あ、スルーするんだった。いけね


お次はDNAが複製される様子。

DNAの複製.jpg

これは細胞分裂の際、つまり我々の細胞内で日夜行われている。

因みに、DNAと遺伝子の違いはDNAは物質名、遺伝子はその物質を情報として捉えた時の呼び名。

DNAの鎖の中には意味のある情報単位(遺伝情報)が点在しているため、遺伝子はDNA鎖の中に存在するという言い方が正しい。



だがしかしこれらは単なる化学反応である。人を物質と化学反応で理解はしたものの、僕には矛盾するある事実をその時既に知っていた。

それは生物なんかよりもっと単純であるはずの物理、量子力学の実験では人が観測することによって力学の実験結果が変わるというのだ。

これは単純に言い換えれば、人の意思が物理の実験、例えば時速100キロで進む物体の移動時間が計測する人によって変化する。みたいなことだ。

人の意思や思考は脳内の電気信号で処理されている。茂木さんがよく言うシナプスの発火というヤツだ。

その電気信号が、作用するハズもない箱の中で行われる実験結果を左右するとは?

そしてその実は良く分かっていない物理学と化学の無数の原理によって成り立っている我々生命を、これで理解したつもりになって良いのだろうか?


と、結局ある程度言いたいことを言ってみた。さ、さっさと国立博物館の地球館レポート終わらせよっと。


はい。生命の基本を押さえたところで、松ぼっくりの展示へ。

大きな松ぼっくり.jpg

小学生の頭よりでかいボックリさんがあるんだ、へぇ。


お次はカブトムシ。

カブトムシ.jpg

その次は、てふてふ。

てふてふ.jpg

大小、色形、様々。


次、植物。

植物.jpg

シダ植物から水中、草、樹木と多様である。

そして甲殻類。

甲殻類.jpg

哺乳類と鳥類。

哺乳類と俺と鳥類.jpg


生物とはなんと多様性に溢れているのか。ということ。


更に過去にさかのぼり、恐竜も。

恐竜.jpg


ダーウィンの進化論によると、ランダムな遺伝子の突然変異と環境変化による自然選択が進化と多様性を生み出すというのだが・・・


ならば同じ環境下では単一の生物だけが支配していても良いのでは?

だが深海で見たように深海というかなり条件が均一な環境下ですら生物は多様性に溢れている。

種を絶やさないための保険?

確かに魚類だけじゃなくイカやカニも居た方が環境変化に対応できやすいと言える。

ということは、結局我々生物はDNAを保持するのが究極の目的でありその配列には特に意味がないということだろうか?

つまり我々生命はDNAの乗り物に過ぎないということ?



ともかく、地球誕生から46億年の時が流れ我々人類がいる。

46億年の散歩.jpg

だが、その間の道のりは平坦ではなかった。

絶滅と進化を促す地球環境.jpg

地球において過去5回あった、大量絶滅の危機。

ビッグファイブ.jpg

これはビッグファイブと言われる。

一度目は約4億4370万年前で、二度目は約3億6700万年前、三度目は2億5100万年前、四度目は1億9960万年前、五度目は6550万年前。

五度目は有名な、小惑星の衝突による恐竜の絶滅である。しかし恐竜はその前に鳥類へと一部進化しており完全絶滅を免れる。

それ以外の四回も含めて隕石や大陸移動による火山の大噴火など天変地異によって地球上の生物はその都度70%以上もの種が絶滅したと言われる。

だがその大絶滅のタイミングは実に絶妙に起きており、例えば一度目の大量絶滅ではベンド生物という三葉虫の仲間がほぼ壊滅している。

ベンド生物.jpg

彼らの生物の特徴は袋状の体節構造を持ち左右対称で扁平である。

最後まで残った三葉虫がエビ・カニ・昆虫など節足動物に進化したと言われるのだが、実際は良く分かっておらず、その後このような特徴を持つ生物は見られない。

三葉虫.jpg


生命が何故多様化するのかは実際良く分からないのだが、ただ一つ言えるのは生命はこの地球において大繁栄と大量絶滅とを繰り返してきたということである。


そして六度目の大量絶滅は現在~100年後にかけて起きており、既に地球上の50%以上の生物種が絶滅したと主張する科学者もいる。


その、原因は人類が引き起こしている生物圏の破壊である、と。




ボクの夏休み~上野公園編~ 完





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[2013/09/25 00:46] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(8)
ニワトリノニワ テキトー日記三年目 98
続きから。

再び国立科学博物館へ。今度は常設展「地球館」を見ようと思っていた。



熱帯の森林から始まり、生命の多様性が解説されて行く。

地球館.jpg

その前に、生物とは何であるのか?

真核生物.jpg

左が植物の細胞。右が我々動物を含む真核生物の細胞。中央が遺伝子を格納する核。

共通する構成要素の代表がミトコンドリア(縞々のソーセージ) 異なる部分の代表が葉緑体(左縦中央の米粒の入った膜)

ミトコンドリアは核にある遺伝子情報とは異なる独自のミトコンドリア遺伝子を有することから真核生物に後から細菌が入ってきて共生したと考えられる。パラサイトである。

ミトコンドリアの細胞内での役割はエネルギーの源であるATPを生成すること。

実はミトコンドリアがなくても緩やかにエネルギーが産生される。しかしミトコンドリアがあることにより分子的に19倍も効率よくATPを生成することができるのだ。

つまり、元からの真核生物にとってはミトコンドリアが共生してくれたお陰で19倍も活発に活動できるようになった。

そしてミトコンドリアの寄生により真核生物は酵母のような単細胞微生物から我々人類のような60兆個もの多細胞化が可能となる。


一方、葉緑体。葉緑体も独自の遺伝子を持つことから細菌が真核生物に後から寄生したものだと考えられる。

葉緑体では二酸化炭素と水から糖と酸素が生産される。

植物の細胞にはミトコンドリアと葉緑体が存在するが、動物の細胞にはミトコンドリアのみしか存在しない。つまり植物はミトコンドリアを獲得した後で葉緑体を取り込んだと言える。

因みに葉緑体で生産された糖はミトコンドリアでエネルギーへと変換される。


我々はただ、動くという理由から植物より動物の方が優れていると思ってはいないだろうか。

それは甚だしく間違いで、植物は動けなくても空気中の二酸化炭素と水があればエネルギーを生成でき、生命活動を維持できる。

しかし、我々は植物や他の生物が生成した糖を取り込むことによってしか生命活動を維持することはできない。


ココらへん、ちょっとゆっくり話そうか。



自分ってなんなんだろう?


その疑問が根底にあった。

僕は幼い頃、小さな昆虫を見て生命に興味を持ちファーブルやシートンなどを読んでいた。その後小学校高学年から中学を経て興味は生命そのものである自分へと向かう。

その間に人の心をテーマとする哲学や心理学へと少し浮気するものの、生命を物質的に完全に理解したいという欲求が強く大学そして大学院へと進む。

大学院の基礎教科の勉強では遺伝子から細胞の造り、そして細胞同士の相互作用まで生命の基礎を誰よりも熱心に学んだ。

当時茶髪でナンパな外見から落ちこぼれっぽく見られていたが成績は主に関西地区の有名大学から集まった学生の中でトップクラスだった、らしい。

卒業後にある学会で隣の研究室の教官が教えてくれたのだ。

いや、成績がどうなんてあんまり意に介さなかったのだが、ともかく生物が面白くて熱心に勉強したのだ。

そして、一つの答えを得た。


自分というのは、人間というのは、他の生命となんら変わりない物質的、化学的、機械的な反応により構成され、動いている、と。

つまり人間なんてエラくも何ともないと思えた。


それが物質的、科学的な観点から得られた人間観であった。


落としておくと。

奈良先端という大学院大学は入学後の約3ヶ月で2年分の座学を終えてしまい、その後一年半を研究生活(実験だらけ)をみっちりするようになっている。


僕はたった3ヶ月で生命を根底から学びたい、という大学院に来た目的を達成してしまったので後の肉体労働者と大して変わらぬ試験管洗いの実験生活とか、狭苦しいニッチな分野に特化した研究とか、には余り興味が持てずテキトーに1年半を友達と楽しく過ごした。

つまりココでも落ちこぼれたのよね。ウフ

お陰で修士論文の評価以外優秀という異色の成績を残してベンチャー企業へと旅立つ。


続く。(いや博物館レポートをね、続けるよ)




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[2013/09/25 00:46] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(0)
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~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記

プロフィール

池田 司

Author:池田 司
高知県四万十市の丘の上、放し飼い有精卵のニワトリノニワ農場の経営者池田司です。

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