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浦臼キテマス1
今回の北海道遠征の目的は浦臼(うらうす)町という町の、とある農業法人で経営企画を1名募集しているのを全国新規就農センターの求人でたまたま見つけたのだ。一年間募集を掛けていたようだが丁度募集掲載が終わる5日前ほどに発見し、ギリギリ応募に間に合ったと言う訳だ。

しかし、この農業法人の会社情報を見て目を疑った。資本金が100億円と書いてあるのだ。おいおい、桁間違えてるゾ!なんて思ってホームページを調べてみたらそこにもちゃんと100億円と書いてある。一体日本に資本金100億円以上の企業が何社あるだろうか。大手メーカー以外ではほとんどないのじゃなかろうか。そしてそのオーナーの名前を見て納得した。現在の個人資産は15億ドルと言われ、2009年度日本の富豪の16位だそうだ。

オーナーさんは若い頃北海道で農業を目指したが戦後の食糧難などのゴタゴタであえなく失念。その後ある会社を創業し、経営を息子さんに譲ってから10年前に私財をなげうって上記の農業法人を設立、同時に農業に関する研究を行う財団法人も立ち上げたのだ。今回、書類選考を通ったのかどうかははっきりと聞いていないのだが、一次面接を3月4日にやるということなので見学を兼ねて訪問する運びとなった次第だ。


まずは朝8時過ぎに兄貴のマンションを出る。札幌駅ビル内のミスドでバイトがあるという兄嫁様と一緒に札幌駅へと向う。

札幌駅の駅弁屋のおっちゃん。
札幌駅の駅弁屋さん.JPG
写真撮らせてと言うとソッポを向いてしまった。

父さん、北国の人はシャイなわけで ・ ・ ・ (てまだそのネタやんの?)

途中岩見沢駅で滝川行きへと乗り換える。

岩見沢駅のダークホース。
岩見沢のダークホース.JPG

目的地の砂川駅まで普通列車で1時間半かかった。ここは札幌と旭川の中間地点で、どちらかと言えば若干旭川よりに位置する。

砂川駅で東京在住の、同じく応募者がたまたま同時間だったので待ち合わせて一緒にタクシーに乗ることにしていた。40半ばと聞いていたし、狭い駅構内にそれらしい人は一人しか居なかったのですぐに分かり声を掛ける。折角知り合いになれたのだからタクシーで神内ファームに向う途中色々話を聞いてみる。

その人は元外資系の証券マンで1年前ほどに会社を辞めてブラブラしていたそうだ。辞めるきっかけが人間関係だそうで、どうやら外資系の証券会社てーのはエラくギスギスしているようだ。因みに私の前勤務先である某大手コンビニチェーンの社長と遊んだこともあると聞いた。確かに年齢も同じ位だし元商社マンと外資系証券マンなら知り合いになる機会もあるだろう。また、大学院で統計学を勉強しており、更に留学して違うことを学んだらしい。どうも経営企画という仕事をやりたいというより農業をやりたいと最近思い立ち、見学に来たという意図が強いようだ。

で、30分程で着きましたよ。
見渡す限りの雪原にニョキッと塔が建っています。
展望塔.JPG

後で案内されましたが展望塔です。お客さんに農場を案内するためのもの。しかも人が常時居る事務棟とは別の建物にあるため写真にある渡り廊下を通って行くのですが、滅多に通らないであろうその渡り廊下、誰も居ない展望塔のある建物内全てが暖房されているようだ。ちょっと勿体ないですかね。

次に従業員の宿泊棟。
宿泊棟.JPG

立派なマンション並み。コレは世帯向けの棟みたいですが、単身用のもあり、写真がパンフレットに載ってましたがホテルのような感じ。家具なども揃っており皿などの食器さえあれば住めるようになっているとのこと。(うーん)

では中に入りますよ。(てかお宅拝見!みたいになっとるな)

こちらが事務棟入り口。
事務棟入り口.JPG

↑多分、屋根の雪下ろしなんか100年くらいやらなくても潰れない構造になっているハズ。

では玄関。
玄関.JPG

入り口は勿論オートロックです。↑いきなり白熊さんがお出迎え。人が入り口に立つと「Wellcome to Hokkaido!」って挨拶をしてくれます。(もちウソですし、なんで英語やねん)玄関には高価そうな美術品が並び、壁にはどう見てもピカソの画にしか見えないタッチの人物画が幾つも掛けてあります。もちろん全部本物なんだろうね、と思っても、金やモノに全く執着がないバツイチさんには価値すらわかりゃない。

取り合えず会議室に通されると先客がおり、この方も40代半ばで今は札幌に住んでいるらしい。勿論採用面接に来た人だ。

見学の案内をしてくれるのがこの法人の唯一の経営企画の方。元は北海道で農業改良普及員をしていたそうだ。

あ、因みにこの農場で行っているのは、牛・羊・馬などの家畜関係、プラントファクトリー(植物工場)での人工的野菜作り、及び完全温室でのマンゴー・バナナ・パイナップルなどの南国果樹の三本柱だ。中でも力を入れているのが南国果樹のマンゴーである。何故極寒の北の地で南国果樹なのか、には理由がちゃんとある。初めに北海道で農業を始めようと考えた時に、先住者達が作っているジャガイモ・玉ネギなどの一般的な野菜を作って競合するのは止そう。これらの作物では北海道は自給率200%あるからだ。それならいっそのこと全く自給率が無く、技術的・資金的に困難と思われる南国果樹に挑戦して技術を確立しようではないか、という訳だ。ただの富豪じゃない、立派な考え方だ。

ということで最も興味深い果樹の温室にまず案内される。
マンゴーの花.JPG
↑マンゴーの花。実がなっているところは見ることができなかった。

バナーナ.JPG
↑バナーナ。普通のバナナはこれくらいの青い段階で収穫し、日本へ向けて輸出され、港の倉庫で熟すのを待ってたりする。しかしここでは黄色くなり始めてから収穫する、いわゆる完熟収穫ができるので高級バナナとして出荷できるのだ。少し黄ばみ始めたのを試食させてもらったがやはりコクというか味の濃厚さが全く違うと感じた。

えーと、コレなんやったかな?.JPG
↑これはなんやったかいな?珍しく忘れてしまったゾ。誰か知ってる人教えて。

パパイヤ.JPG
↑パパイヤ。巨大な実がなってた。縦30cmくらい。

ドラゴンフルーツ.JPG
↑ドラゴンフルーツの樹。サボテンの実だね。

で、温室の外は・・・・・
外は雪油燃しまくり?.JPG

↑ココに来るまで温室の熱源がまさか灯油だとは思わなかった。灯油をガンガン焚いて平均20-25℃くらいに保っているため、一個1万円で売れるマンゴーの半分は灯油代として消えるらしい。因みに東国原知事で有名になった宮崎の完熟マンゴーは1個3万円也らしい。いずれにせよ今後の原油高などの懸念で燃料費の高騰に頭を痛めているらしい。(でしょうとも)

次は牛舎。
黒毛和牛.JPG
たぶん夏は放牧しているはず。それにしてもたくさんおるな。

「お前、暇そうだな」って感じか?
「お前、暇だな」.JPG

子牛棟。
子牛棟.JPG
↑かわいくね?

午前中の見学も終わり、待合室で3人ともコンビニで買ってきた昼食を摂る。




「ねはんの里」 
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[2013/09/24 21:29] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(0)
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~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記

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高知県四万十市の丘の上、放し飼い有精卵のニワトリノニワ農場の経営者池田司です。

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