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ゆる農! ミッション弍 潰れそうな養鶏農家を楽しめ 15
ステークホルダーという言葉がある。

これは経営学の用語で、簡単に訳すと利害関係者のことである。

経営学ではある組織(企業)が存在することにより影響を受けるすべての存在のことであり、直接的・間接的を問わない。

つまりある街にある工場が建設されたことにより生まれた雇用者。原料を納品する業者。出荷される製造物を購入する取引先。また、税収が上がることにより潤うであろう町全体の人々。

更にその工場が排出する汚染物質で汚れる河川やその河口近辺の汚染水域で漁獲高に影響がある漁師たち。

と、ありとあらゆる関係性・プラスマイナスの影響のある利害関係者を設定することで長期的な経営戦略を緻密に立てて行くことに利用される。

私は前職で商人道について学んだ。いや、学んだと言えるほど長くは実践しなかったのでかじった程度だと謙遜しておこう。

商人というと自分の目先の利益だけを考えソロバンをはじくケチな存在として忌み嫌う人も多いようだが、それは違う。

私が居た小売業では企業理念に近江商人の考え方を採用していた。その理念に感銘を受け、学ぼうと思い就農前の経営と販売の研修のつもりで入社した。

近江商人の基本は行商であり、全国各地を売り歩いていた。その中で身に着けた考え方が「三方よし」

売り手よし、買い手よし、世間よし、の三方。直接及び間接的なステークホルダーがみなプラスの影響を受ける存在でなければ長く商いを許されないということだ。

このため近江商人は各地で儲けた利益の一部で街路樹を植えた。その地域に住む人達にとって良い環境を創ることにより、商いを許される。

またもっと長いスパンで考えるなら、その町の環境が良くなれば定住・移住者が増え、町が発展し、商圏が広がり、結果的に自らも発展する。

これは究極のエゴイズムではなかろうか。自分の長期的な利益、存続を考えるからこそ相手にとってもプラスになることを考える。

100年先の玄孫(やしゃご)の代まで存続して欲しいから、今、木を植える。そういう存在が長く続くことを許されるのだ。


振り返って考えると、新規就農者のほとんどが5年以内に離農すると言われる。就農者も農業法人などへの就職以外は全て個人で事業を起こすことに相当する。

で、あるならば。新規就農者も、まずしっかりとした経営理念、農業に対する考え方を確立すべきである。

この理念さえ確固たるものを築ければ、賛同者が増え、世間から存続することを許され、ひいてはTPP参加による安価で愛情のない作物の輸入なんかに怯えない経営が可能となる。

と、思う。


TPPへの参加はこれまでの歪んだ農業政策を正すことになるため痛みが伴う。上記のロジックによれば本来存続しえない農家が多数存在しているからだ。

ま、ともかく頑張れや、どぜう。


さて。エラーが出てしまってブログに画像がアップできないぞ。このため今日はここで終了。






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~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記

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高知県四万十市の丘の上、放し飼い有精卵のニワトリノニワ農場の経営者池田司です。

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