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ゆる農生活 営農生活編5
最近四万十はいい天気が続くよ。

春ってこんなにいい天気だったっけ?

快晴.JPG

朝、ねはんはお腹を空かせて目を覚ます。お腹を満たして満足げ。散歩行く?

散歩行く?.JPG

鶏さんに遊んでもらう。

仕方ないわねぇ.JPG

前通りまーす.JPG

邪魔だ。

春の陽気。ねはんもお昼寝気持ちよさそう。でもちょっと油断しすぎてヘン顔なっとるで。

ヘン顔.JPG

そろそろ産卵箱の枯草がヘタって来たので新しいのに入れ替え。

新しい枯れ草を.JPG

そうしているとしゅりの里の藤田さんから電話があった。この日も卵を出荷せよ、と言うのだ。僕が勘違いして前日で終わりだと思っていただけらしい。

日が暮れ行く中、急いで三原村へ向かう。もちろんねはんも連れて。

で、やはりこの日も遊んでもらった。

今日もマリンと.JPG

しゅりの里にたまたまタケちゃんが居た。自給用に藤田さんから古い鶏を数羽もらう予定で鶏舎と運動場を建設中という話は聞いていた。

横斑プリマスロックという種類の鶏さんを僕と藤田さんでとっ捕まえてカゴに入れた。

養鶏家に.JPG

8羽。タケちゃんはまだおっかなびっくりで捕まえらんない。大丈夫か?庭先養鶏家。でもそれから順調に卵産んでるらしい。

うちの鶏さんは最近あんまエサ食べなくて実に一日75個にまで産卵が落ちているというのに・・・・・・・や、やるな。


日が暮れた.JPG




ねはんの里の放し飼いの風景をYouTubeにアップしました。

http://www.youtube.com/watch?v=A1H6ail244g

こちらは紀州犬、ねはんちゃんの様子。

http://www.youtube.com/watch?v=l372I3SOyx8


さて。最近卵を購入してくださった、いつも応援してくれる友人がメールで卵の感想を送ってくれる。

有り難いことに概ね卵の食味に関する評価は高い。中にはこんもりとしたゼリー状の卵白に感動したと言ってくれる人も多い。

だが、価格に関してはやはり現状の卵価から比べるとどうしても贅沢品という感想が多い。それはそうだ。

僕も養鶏なんかしてなかったらこんないい卵を食べることはできなかっただろう。でも、先日はアジの開きと比べたけども、現状の卵価が低すぎるのだ。

こんな意見を踏まえて僕が送った返答のメールから抜粋して卵価とこれからの農業について私なりの考えをまとめてみたいと思う。

題して、 

「愛のある農業を」

確かに現状の卵価と比較するとねはんの里の卵は贅沢品と言えるでしょうね。

でも卵価は昭和19年でも10個で190円程度です。現在と比較して物価指数が1000倍以上とか、コメの価格が60倍とも言われることを考えるとどう考えても現状の卵価が低すぎるのです。

因みに、現状の200円の卵価で生産者は1パック当たりの利益が10円もないと言われています。ということは利益率5%以下。

野菜ですら農協に出荷しても販売価格の1-2割程度の利益と言われている中で明らかに利益率が低いと言える。

東京近郊、実家の千葉などには大きな、10万羽以上の養鶏場がたくさんあります。例え10万羽のウインドレス鶏舎のケージ飼いとしても産卵率を90%と考えて一日の出荷数は9万パック。

1パック10円としても一日たったの9万円の利益。10M×200Mのどでかい工場を一日フルに動かして利益がたったの9万円って言うのが採卵鶏業界の常識だ。

またまた因みに、最新型のウインドレス鶏舎は1平方メートル当たりの飼養羽数は50羽以上と言われる。

ねはんの里の第一鶏舎の敷地面積が約2000平方メートルだからここで10万羽飼えることになる。ひぇ~

小売の現場では。

スーパーでは卵売場はどこでも赤字。つまり卵は客寄せのセールに頻繁に使われるのでスーパー側は卵売場に売り上げという認識はなく、広告コーナーとして赤字を経費でまかなっている。


このようにざっくり見ただけでわかるように、一般の市販卵の業界は利益が出るような構造になっていないのが現実です。

また現代養鶏のウィンドレス鶏舎を建てるのには億単位の資金がいる。その資金の出所はだいたい大手商社。

大手商社が農家に出資する理由はエサ。海外から仕入れた飼料用穀物を国内で大量にさばきたいので農家をダマくらかして大養鶏工場の建設に出資する。

うん。いかにも商社らしいやり方だ。

こうして建てられた大規模鶏舎で農家がやる仕事は工場のライン管理。もちろんコンピュータの画面で。

これで美味しい卵ができる訳ない。人間用のたんぱく質のエサだ。その卵に含まれているのは商社の利益とスーパーの広告費。美味しい・安全・健康なんてクソ喰らえ。

この業界が半世紀も卵の価格を維持できた陰には様々な歪みが隠されている。



だか、このような業界の構造を壊しつつあるのが昨今ネット通販で話題になってきた、我らの贅沢卵の分野です。

日本の食文化はハンバーガーで言うとマックとモスに代表されるように二分化が進んでいると言われる。

その両者は現状は共存しているものの近い内に起こると言われる世界的な食糧難が引き金となり、マックはマックらしい差別化を続けることはできなくなるでしょう。

すなわち食糧の価格が暴騰する。

その時には1個60円の、何を食わせて育てたんだかわかんねー工場生産の卵と、大地で育った1個80円のねはんの里の卵と、どちらが選ばれるでしょうか?


食糧難になれば現在国産よりも圧倒的に低価格な飼料も国産と変わらないくらいまで暴騰するはずだ。

そうなればその価格差により低価格を維持している卵は一体幾らになるのか?それでも一個80円の卵は高いと思われるでしょうか。


しかし、この流れのままそういう時代になれば食糧の安全性なんかより食べることが優先され、なんの愛情も持たずに生産性だけを追い求めて工場で生産されるような人間用のエサが幅を利かせることにもなるでしょう。

中○産(自粛)の、農薬の品名・使用量については不明。でも食べられるだけ有り難いから高価でも買わざるを得ない。

僕らの子供たちにそんなエサのような食事を残したいですか?

少し割高でも健康や安心・安全にこだわって作る国内の農家を今の内から大事に育てないでどうするんですか?

誰が食べるんだか分からないけど自分の生活のために作物を機械で大量生産する、愛情もヘタくれもない他国の人が、いや、赤の他人が作る食糧に安全性を期待するのは無理でしょう。


そういう観点からすると私は農業はもっと身近にあった方がいいと思います。国産というだけでも遠い。

単純計算では日本人は一人の農民が108人の食糧を生産していると言われますが、それでは愛情を持って食糧を生産するのは難しいと思う。

農業というのはもっと愛情の及ぶ範囲で、少なくとも顔の見える範囲の人達の食糧をつくるというのが食事をエサにしない唯一の方法じゃないかと思う。

誰が食べるのか分かっているから農薬を使わずに害虫を手で潰す手間をとる。病気で生産率が低下するのが怖いからと言って家畜のエサに抗生物質を混ぜるより健康的な放し飼いを選択する。

普段農薬を規定回数限界まできちんと使ってJAに出荷している農家が、自宅用の野菜はその農場から離れた所で無農薬で栽培する。

これは残念ながら事実だ。

でも、あなたにこれを責める資格があるだろうか。消費者が、あなたが店頭でそれを選んでいるのだから。そうでしょ?食費を削ってレジャー?ブランドの時計?iPad?

日本人はいつまで、スーパーに特売で並んでる利益も愛も無い1パック100円の卵を買い続けるだろうか・・・・・


以前も書いたことがあるけど、僕は究極的には農業なんて概念すらなくなればいいと思っている。みんなが家庭菜園で自給用の野菜を作るので農業が成り立たなくなる。

そんな半農的な生活ができる社会がいつかきっと実現すればいいと思う。その世界は愛にあふれているだろう。


マハトマ・ガンジーの言葉。

「世界を豊かにするのは大量生産ではなくて大衆による生産である」



そんな世の中を、みんなで創ろうよ!


農業に無縁なあなたにも選択という参加資格があるのだから。







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[2013/09/24 23:43] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(2)
<<ゆる農生活 営農生活編6 | ホーム | ゆる農生活 営農生活編4>>
コメント
その想い、とても共感します!

様々な原因で消費者と生産者の絆が断ち切られつつある今
志のある農家さんが増える事で
消費者もきっと選択出来る日が来ると思います。

生産者からも作る楽しさ、自分の作物への愛というものが
奪われてしまったような気がします。

池田さん自身、心から楽しんで農業をしている姿が
何よりとても印象的です。
[2011/04/09 23:34] URL | やくしじん #79D/WHSg [ 編集 ]
やくしじんさん
いつもコメント有り難うございます。これからの日本人には食育が急務となるでしょう。その手段として私は消費者には媚びない、こだわりを持った生産者が増えるべきだと思います。
[2011/04/10 11:55] URL | 迷えるおじ #79D/WHSg [ 編集 ]
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~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記

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Author:池田 司
高知県四万十市の丘の上、放し飼い有精卵のニワトリノニワ農場の経営者池田司です。

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