/*アクセス解析用タグ*/
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--] | スポンサー広告
農業の天皇杯
さてと、昨日の続きです。

先日訪れた群馬の農業法人は、実に農林水産分野で国内最高峰の賞となる「第47回農林水産祭天皇杯」というのを今年受賞しており、その理由は「こんにゃく生産の技術革新と広域農業ネットワーク化による先進的農業経営」が評価されたことにあるそうだ。

このため、私が数社見てきた農業法人の中では群を抜いた経営内容だという感想を持った。
こんにゃくの生産についてはさておき、素晴しいのはこの会社のビジネスモデルにある。
農業など興味ない方もおられるとは思うが、特筆すべきモデルなので少々詳しく書いておきたい。

簡単に言うと新規就農者を農業法人が様々な面から支援する仕組みがあり、その部分ではこの法人は経費を負担(投資)している。
しかし一方的に負担や投資をするだけではなく、新規就農者が生産する作物を法人のブランドとして各地で年間を通して提供できるという法人側のメリットがあり、このため販売先への安定供給という武器を元に高単価での取引ができる。

その特徴の詳細は、
1.新規就農時の費用の半分を出資してもらえ、更に経営ノウハウなど経営管理面(事務機能)の支援があるため新規参入者は立ち上げ時の費用が軽減される。
2.人材の面でも、例えばパートさんをこの法人グループとして採用することにより、全国4地域ある生産地の人材を横断的に確保できる。このことにより地域により異なる農閑期の人材問題を解決できる。
3.新規就農者にとっての大問題である生産物の販売は、一定の手数料により法人が行う。初めから高単価で売れる法人ブランドとして販売されるため初年度から安定した売り上げが期待できる。また、販路開拓などの営業面の煩わしさがないので初めから生産面にだけ集中することができるので生産技術の向上が期待できる。

ざっとこんな感じだけど、この仕組みって、ある業界の仕組みにそっくりではないだろうか?
気付かれた方もあると思うが、私の前職の業界であるフランチャイズビジネスのビジネスモデルをそっくり農業に当てはめたように見える。つまりどちらにもメリットがある永続可能なビジネスモデルなのだ。
私が理想としている新規参入者のハードルを下げること、また農業の分業化を行うこと、一人の農家としてではなく、集結することによるメリットを最大限に活かせることなどを網羅している。

正直に言うと私がこういうビジネスモデルを持った会社を設立したかった、という意味では悔しい感じだ。
だけど現状でこのような法人があるのは素晴しいことだ。
このような農業法人を育てて行ければ日本の農業復興にもつながるに違いない。

836縮.JPG





「ねはんの里」 

banner2.gif


スポンサーサイト
[2013/09/24 21:21] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(0)
<<群馬遠征 | ホーム | 農業法人遠征>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://maigonootonatachi.blog.fc2.com/tb.php/61-1fb15ab1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
迷子の大人たち 2


~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記

プロフィール

池田 司

Author:池田 司
高知県四万十市の丘の上、放し飼い有精卵のニワトリノニワ農場の経営者池田司です。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

カウンタ01

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。