/*アクセス解析用タグ*/
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--] | スポンサー広告
ガチンコ就農道7
昨日は雨。でも今年はなんかあんまり寒くなくないすか?

そうそう、それはボク自身が去年より一段とお寒い人間になっているからですよー ってコラ!(喜)

うん。ま、あの、そんなことはどーでもいいいんですけど。あれ、一つ「い」が多いな。寒い日のバイクのセルボタンみたいだ。

「イイイン、イイイン。 あれ、かかんねーな」

みたいな。あー今日も一段とメンドくせーキングオブザイヤー受賞ものだな、俺は。

そんなメンドくせー僕がニワトリさんのエサをどうするか、なんてことをまじまじと、半ばテケトーに考えていたらあることに気づいた。

2月に養鶏始めるとして、緑餌はどーすんのよ?冬だぜ?

緑餌(りょくじ)ってのは放し飼い養鶏の要となる飼料であり、いわゆる草だ。これを与えないのは「放し飼い」や「自然養鶏」とは呼べない。

緑餌を与えるとあら不思議、黄味が黄金色に輝き、更にこんもりと盛り上がったウマそぉ~な健康な卵が生まれるという訳だ。

この緑餌の効果はビタミンやカロチン・その他色素などの補給に加え、乳酸菌に代表される腸内細菌の元となる天然細菌の補給にあるとも考えられる。

人間で言えばヨーグルトやヤクルトを飲むのと同じことだ。食欲増進や免疫力向上などの様々な効果が期待できる。

だがしかし。このように良い卵ができるとわかっていても、工業的に作っている卵では絶対にこれを与えない。何故ならエラく手間がかかるからだ。

100万羽単位で飼っている鶏にもし緑色の草を与えたら一体どれだけの草地と、或いは人件費が必要なことか。

そんな理由から近代養鶏では各種ビタミンや色素など工業的に抽出した成分を飼料に混ぜて与えている。真っ暗な工場の中で、である。

これじゃまるで都会人が健康を考えてサプリメントを飲むようだ。本当に健康になりたければ地下鉄の暗い天井もストレスもない大自然の中で暮らせよ、と僕は思うのだが。


ともかくそんな次第で放し飼い養鶏において、餌に生きた植物を与えないのはベジタリアンが牛丼大盛りを肉抜きで注文するがごとく意味のないことだ。

ならばどうあっても緑の新鮮な草をニワトリさんのちっちゃい砂肝一杯に詰め込んでもらおうではないか!ファイトォー  

ってなことで早速先輩養鶏家のしゅりの里の藤田さんにメールで投げかけた。

「冬わぁ、野山が黄色くなってぇ、草も枯れるイメージがあるんですけどぉ、藤田さんわぁ、どぉしてはるんどすかぁ?」てな具合に。

こうして11時13分ににわかにメールを出すと12時37分には返信があった。そのメールに気付かないでいると13時半に電話がかかってきた。

「メール見た?」

「あ、いや、見たような見てないような、ゴニョゴニョゴニョ・・・崖の上のゴニョ。なんつって。エヘ」

しどろもどろ。チェックしてませんでした。だが藤田さんの行動は早い。というかこれは急がねばならないことだったのだ。

「今から緑餌の植物を植えるなら牧草、イタリアンライグラスだ!」とそのメールに書いてあった。それも播種の時期はギリギリの11月中旬まで。

「しかも明日から晴れるよ。」

発芽には雨が必須である。電話口で藤田さんが自分のところにある在庫を調べてくれた。

「10袋くらいストックがある。譲ろうか?」「あざーす」ってな具合で返事をして時計を見ると14時過ぎ。


「ガンダム、今すぐ逝きまーす」
ガンダム行きます.JPG

「・・・・・。」


お利口さんなナビが示す片道50分の道のりを、途中ほんのり道路交通法違反なんかを犯しつつ40分で到着。

既に藤田さんは飼料庫の前にスタンばってくれており車に積み込んでもらって、おまけに藤田さんが就農した時に提出した役場への申請書類などのコピーを参考として持たせてくれた。

ああ、この人に良きことが雪崩のごとく起こりますように。

この間たったの5分。15時5分にはしゅりの里を出発していた。これは全て準備しておいてくれた藤田さんのお陰。

何しろ明日から晴れ上がってしまうのだ。この日を逃しては播種時期を失ってしまう。すると私の放し飼い養鶏が成立しないかも知れないのだ。

あたかもてっぺんのチンチロ毛一本で頑張っている波平さんの気分だった。


慌てて車を走らせ帰路の山道を下り始めてすぐに何やらオレンジ色の光が視界に入った。

ガソリンなしんぐ.JPG

ガソリンねーじゃん。慌てていたため帰りのガソリンのことまで考えていなかった。

俺は特攻隊かよ?

ま、帰りは下りが多いからイケるって。なーんつって軽く考えて帰り道も例のイケナイ運転で雨中ぶっ飛んで農場へ着いたのがキッカリ15時45分。


ずぶ濡れの養鶏場(予定地)

雨.JPG

ここで、藤田さんが牧草なんてテキトーに播けば良いと言っていたのを思い出す。農業で播種と言うと、播種機なんちゅうミミっちいものを考えがちだ。

「なに!テケトーとな?」

私はその瞬間天啓にうたれた気がした。「テケトー・エエ加減」この言葉を聞くと私の骨髄が疼く。共鳴する。うむ。神よ、全ては我に任されよ。 (大丈夫か?)

イタリアンライグラス・・・・・まさかグッチのマークでも入ったピカピカした種が入ってる訳じゃあるまいな。しかしエラク廉価(1kg357円)だったような・・・・・・

ともかく種の袋をハサミで開口する。

イタリアンライグラス.JPG

中を見ると・・・・・

草の種じゃねーか.JPG

なーんだ、これ草の種じゃねーかよ。イタリアンにビビッて損したゼ。

この牧草はイネ科の草の種であってワイングラスでもなければスパゲッティの種なんかでもない。もちろんジローラモの親戚なんかじゃないですぞ。

臆することなかれ。フン、草の種なんぞこの俺様がバッサ、バッサとあたかも水戸泉のごとくバラ播いてやる。播き散らかしてやるわい。ガハハハ (躁病だな)

雪印の種.JPG

「逝け!!雪印~」

あの忌まわしき食中毒隠ぺい事件からなんとか復活したごとくにこの荒野に見事な緑を再生させてみよ!


一袋1kg入りの種をとりあえず5袋分、第1サティアン建設予定地に播くことにした。

「鬼は~そと。福は~うち♪ みたいな。」 なんてボソボソ呟きながら豆まきのように播き始める。

シトシトと降り続ける冬の冷たい雨。薄暗い曇天の下でエエ歳こいたおっさんが何やらボソボソとお祈りしながら荒地を徘徊している。

誰かに見られたらそれこそオカルト教団の施設でも建つんじゃないかと噂になりそうな景色ではある。


播き終えて時計を見ると16時丁度。たったの15分で播き終えちゃった。急きょ種を譲ってもらえることになって2時間後、播種完了。

でもさすがにちょっと不安になって播いた跡をチェックしてみると・・・・・

テキトー.JPG

・・・・・・。あーあ、こんなに固まっちゃって。でも、それがどーした?僕、ドラえもん!ってなもんだ。後は祈るのみ。



出でよ、イタリアン。

イタリアンなオバタリアン。大地を覆い尽くせよ!(ち、ちょっとイヤだな)

頼んだぞ.JPG



じゃ、都合よく・・・・・・後、神様ヨロシクね。








↓↓↓ポチっと押すとあなたに福音が訪れます(ウソでーす)
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 新規就農へ 人気ブログランキングへ

「ねはんの里」ホームページへ


スポンサーサイト
[2013/09/24 23:01] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(0)
<<ガチンコ就農道8 | ホーム | ガチンコ就農道6>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://maigonootonatachi.blog.fc2.com/tb.php/566-7cd4594f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
迷子の大人たち 2


~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記

プロフィール

池田 司

Author:池田 司
高知県四万十市の丘の上、放し飼い有精卵のニワトリノニワ農場の経営者池田司です。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

カウンタ01

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。