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修行の土佐 13日目-6
2008年9月1日。お遍路13日目。

ずっと日付け間違えてましたね。この日は8月31日じゃなくて、9月1日でした。

29番国分寺手前のへんろ石饅頭屋で饅頭を購入し飲み物無しでようやく一つを飲み込んだ。空腹なのでなんとも虚しい昼食だ。

と、思いながら数百m歩くと前方に巨峰園と書かれた塔が見えた。

巨峰園.jpg

観光バスが何十台も停められる駐車場はガランと広くてそこにあるはずの観光バスは一台も停まっていないかった。

昨日で夏休みが終わったのだな、と少し淋しさを感じる。その駐車場の隣にレストランのような喫茶店のような店が見えた。

これだ。と思って遍路の格好で店内に入っていく。

いちにぶ.JPG

↑右、というか中央の石の建物がブティックみたいな店になっている。喫茶店は左端の建物。

この当時は気付かなかったのだが昨日12日目に見たスゲー建物の喫茶店、「いちとにぶんのいち」の系列店で、こちらの南国市の方が本店らしい。

昼少し前の店内は満席ではなかったが常連さんらしい小洒落たカッコの婦人や近所のサラリーマンらしい人達で案外賑わっていた。

そこに遍路の格好の私が入って行くと店員さんは何やら親しげな笑みを浮かべるものの、他の客達は見慣れているのかほとんど無視である。

菅笠を取り、杖の鈴を鳴らしながらでっかいザックをドスンと下ろし、壁側のソファにザックと金剛杖を立てかけてから隣に座りメニューを見た。

横文字のイタメシのメニューしかないのでわずかに落胆。面倒くさいのでランチを頼んだ。

お遍路を始めてから二週間経つのだが、昼食に関しては地図に載っている食堂が期待できないことから、これまでほとんどコンビニやスーパーの弁当で済ませていた。

高知市内に入るこの日は久しぶりに温かい昼食が食べられると思って期待が高かったのだ。だが、思い描いていたのは和食のしっかりした定食。

この日のランチメニューは確かメインがアンチョビのパスタかなんかのOLが喜びそうなランチだったと思う。ああ、味噌汁が飲みたい・・・・・・

ま、贅沢は言うまいよ。少なくとも温かかったではないか。氷入りの水を何杯もお代わりして渇きも癒え、汗も引いて寒くなるくらいに長居した。

1時間は居たんじゃないだろうか。外に出ると暑さが暖かさに変わっていた。

歩き始めてすぐに国分川を渡り左折。木に囲まれた国分寺の境内が見えてきた。

29番国分寺山門。

29番国分寺.JPG

さっきの喫茶店の写真から以降は2月に大豊町に来てから休みの日に撮影したもの。特に境内の写真はデジタル一眼レフで撮影したので綺麗に映っているはず。あれっ、そうでもないか。ハハ

撮影した2月9日は冷たい雨の日だったんだよ。んじゃ、境内の写真をテケトーに並べてやるから、ホレ、見んかい。

29番国分寺山門から.JPG

水場.JPG

鐘突き堂.JPG

土佐国分寺.JPG

納経所.JPG

金堂.JPG

ロウソク.JPG

大師堂.JPG

落ち着いた境内.JPG

薬師如来像.JPG


山門を入って行くとさっき別れた千葉の大学生がベンチに座って遍路地図を見ていた。

「昼飯喰ったか?」

私は向かいのベンチに座って納経道具を取り出しながら彼に話しかける。彼は持っていた菓子パンを一個食べたらしい。

いつものように何かあげようと思ったがあいにく今日は昼食に温かい物を食べようと思っていたので購入していない。

・・・・・・。あ、いいモンがあったぞ。取り出したのはさっき昼食前に購入したへんろ石饅頭。

5個入りを買って1個しか食べてないので彼にパックごとあげた。彼は有り難うございます、と言って嬉しそうにかぶりついた。

それを見て私は嬉しくなった。私にとっては多すぎる、あのへんろ石饅頭の5個入りを購入したのにもちゃんと理由があったのだ。

運命論を、私は信ずる者である。

私はただお金を出したに過ぎない。若い学生が一人、この後も歩き遍路を続けられるように、運命がこの日、ちゃんと彼に饅頭を運んでくれた。



南無大師遍照金剛






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[2013/09/24 22:58] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(6)
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コメント
いちとにぶんのいち系列もその後、潰れてしまいました。好きだったのに・・
[2010/10/21 00:36] URL | sugimotokazuya #79D/WHSg [ 編集 ]
sugimotokazuyaさん
コメント有り難うございます。

そうだったんですか。潰れましたか。今年2月に通りかかった時にそういえば既に電気がついてなかったような・・・・

遍路の思い出がまた一つ消えて行くのは淋しい限りです。
[2010/10/21 07:44] URL | 迷えるおじ #79D/WHSg [ 編集 ]
土地残念でしたね。
見つかった時は読んでいて羨ましい限りでした。

なかなか実際の生活については書けないようですね。
これまた楽しみにしてますので
ライブ感漂うレポートを書きためて下さい。
朱に交わってどうなるのか・・

そそ、売られてしまった土地はいくらぐらいだったのですか?
[2010/10/21 15:25] URL | 果無 #79D/WHSg [ 編集 ]
果無さん
お久しぶりです。コメント有り難うございます。

仕事の方はもう書いても構わないと思っていますが、正直言って読んでも誰も楽しくないだろ、と勝手に思い込んでいました。

借りることになっていたのに無残にも約束を放棄されて売られてしまった80aの土地は500万円だったそうです。

その土地で実現しようとしていた将来の夢を2時間もかけてアツく語ったんですが、アタッシュケースの現金を見た瞬間に若者の夢なんぞぶっ飛んでしまったとさ。な、感じだったようです。無念。
[2010/10/21 21:07] URL | 迷えるおじ #79D/WHSg [ 編集 ]
私もさがしてますので熱く語った思い伝わります。
しかし80a500万円とは~何するんでしょうね。
前の農業研修の同僚の方のお父さんの土地は条件が悪すぎましたんですよね。
・・ちっと落ちますが次行きましょう。
[2010/10/23 18:52] URL | 果無 #79D/WHSg [ 編集 ]
果無さん
>私もさがしてますので熱く語った思い伝わります。

そうですか。私も将来的にはココを拠点として地域雇用の要になりたい、ぐらいのことを語ったんですが・・・・

>しかし80a500万円とは~何するんでしょうね。

近隣の市にある観光農園の経営をうまいことやってる有名な果樹農園がお買い上げされました。この土地の周りも多くが買占められているようです。

>前の農業研修の同僚の方のお父さんの土地は条件が悪すぎましたんですよね。

いいえ。条件は悪いとは思わないです。15年ほど放置していたので潅木などが多数はえていますが、養鶏ならそれほど手を入れずに使えそうです。

ただ、問題は境界線がはっきりしていないので調査などが面倒、ということがありますね。

>・・ちっと落ちますが次行きましょう。

もちです。これからどういう情報が舞い込んでくるか楽しみですし、そもそも就農まで今しばらく時間が掛かりそうですから。
[2010/10/24 09:34] URL | 迷えるおじ #79D/WHSg [ 編集 ]
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~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記

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池田 司

Author:池田 司
高知県四万十市の丘の上、放し飼い有精卵のニワトリノニワ農場の経営者池田司です。

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