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窪川アグリなユル研修記32
さてと。いよいよ文旦バイト4日目。5月17日、最終日。

この朝はここ窪川アグリ塾の構内を深い霧が包んでいた。

霧のアグリ塾.JPG

視界が悪いので早めに出た方が良いかな、とチラと思った。いや、でも霧が出ているのはここ窪川だけで七子峠を下ればきっと晴れているのじゃないだろうか。

と思っていつもどおり6時半に出発した。やはり標高300mの七子峠を下って行く途中で霧が晴れ、むしろ流れが良かったのでいつもより5分早く到着した。因みに47kmの道のりで信号は6個くらいしかない。


この日の昼にちょっとした騒動が起こるのだが、いたって平和にいつものように朝から作業が始まる。

運搬車で文旦の森へ。

今日も運搬車で文旦の森へ.JPG

4日目ともなると作業にも慣れてくるためか色々な物に目が届くようになり、写真を撮りまくる。

小さい草花。

草花.JPG

可愛らしく、赤く透き通った野いちごの実を発見した。

野いちごの実.JPG

ズーム。

ズーム野いちご.JPG

赤い。実に赤く、透き通っている。まるでルビー。自然はどうしてこんなに美しくする必要があったのだろうか。

なんて授粉作業しながら片手間にパチリパチリとやっていた。その赤い実があんな事態を暗示しているとは・・・・・


昼になった。この時作業していた文旦畑が作業小屋から近かったこともあり、作業小屋まで歩いて戻り昼食をとっていた。

みんなそれぞれに昼食を食べ終わり雑談でも始めようか、というところで農園主の西森さんが血相を変えて飛び込んできた。

さっきまで授粉作業をしていた文旦畑で山火事が起きている、というのだ。

一瞬にして全員顔色を変えて走り出す。畑の下までは200mほど。だがそこから急斜面を30m、一気に駆け上がる。さすがに息が切れた。ご飯を食べたばかりなのだ。

ほぼ丘の頂上まで上がるとおばあちゃんが二人ペタンと腰を抜かしたように座り込んでいた。傍らの草地は黒く焦げ辺りからうっすらと煙が上がっている。

消えたぁ。とおばあちゃんが放心して呟く。僕らは全員「済みませんでした」と口々に謝る。私達が火事の跡を確かめつつ足で踏んで煙を消しているとおばあちゃんらは腰を上げて丘の向こうへと消えていった。近所らしい。

焼け跡.JPG

焼け跡は横10m、縦4mほど。これだけの面積の火事をおばあちゃん二人でよく消したものだ。まだあちこちから煙が上がっているので一度下まで下り、バケツで水を汲んで駆け上がるというのを私は3回繰り返した。

バケツ登山の跡。

バケツを持って山登り.JPG

その後動力噴霧器を使ってしたから水を汲み上げ念には念を入れて水を撒いておいた。

水を撒く.JPG

原因は恐らくタバコの火の不始末だろう。くわえタバコで授粉作業している人が3人居たのだ。

だが農園主の西森さんは小言や怒声を上げることなく、むしろ消火に協力してくれて有り難う。ご苦労様でした、と感謝して見せたのだ。

これには感動した。中々できることじゃない。そして、効果はてきめんだろう。喫煙者全員がこれからはタバコの火を完全に消火しようと思ったに違いないのだ。


午後から、と言っても火事のため随分遅くに次の場所へ移動して、何事も無かったかのように作業が再開された。


その現場で文旦の葉っぱに見たことも無い異様な昆虫を発見。

美しいカメムシ.JPG

美しいカメムシ2.JPG

形はカメムシ。色は和製昆虫とは思えぬほど鮮やか。

裏側だってとても綺麗だ。

裏側も綺麗.JPG

あたかも山火事を暗示するような炎と焦げ跡の極彩色。でも、それは既に終わったことなのだよ。


休憩の時に地元の子供の飲み物、みかん水というのを頂く。

みかん水.JPG

みかん果汁なんて一滴も入ってないのだけど、飲んだらああなるほど、と言う炭酸飲料だ。土佐市に来たら地元のスーパーかなんかで是非お召し上げれ。


こうして4日間のバイトが終わった。片道1時間は遠かったけれど色々な意味でとても楽しくて、なんだか童心を取り戻し魂が洗われたようだ。と帰り道に心地よい疲れを感じながら思っていた。



これはポンカンの花。
ポンカンの花.JPG



おしまい。



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~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記

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高知県四万十市の丘の上、放し飼い有精卵のニワトリノニワ農場の経営者池田司です。

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