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窪川アグリなユル研修記20
最近走っている。

と言っても走るのは久しぶりなので大した距離ではない。窪川アグリ体験塾の周りを一周するだけ。

昨日も今日も霧の朝。
今朝霧が.JPG

散歩している人によるとゆっくり歩いて40分位かかるとのことだったので3km位かなと思っていたのだが、ジョギングシミュレーターのサイトで測ってみると1.7kmほどしかないことが分かった。

道理で10分掛からないはずだよ。因みに歩き遍路に出かける前後には実家と、親が経営する陶芸店の間の往復、丁度10kmをほぼ毎日走っていた。


ここアグリ塾での生活は余りにもユル過ぎるため自己管理を怠ると瞬く間に体力が落ちて行く。私は曲がりなりにも農業法人や農家での実作業の生活をこれまで経験してきたのでここの生活が実際の農業生活とはかけ離れたものであることがわかる。

だが多くの研修生はここが初めての農業経験であるためにそのギャップに気付かずに農家での研修生活へと入って行く。他人事ながらそれで大丈夫だろうかと心配してしまう。

ここ1、2年ほどアグリ塾は研修生が多く、担当作業がかなり細分化されるため実作業が少ない。ここのハウスは実農家なら一人で十分に管理できる程度の広さしかないのだ。そこに今14人も居る。

だから研修生の多くが一日中おしゃべりをして過ごすか、全く意味や作業効率を考えずに必要のない作業をダラダラと続けて一日を終える。これで研修になるのか?

案の定、3月に研修生を修了し現在農業法人に週3日ほどパートに通う二十歳前の若者が先日来て1ヶ月で3kgも痩せたと言っていた。それで何年も続けられるの?


ここで指導する教官は全員元農業普及委員なので実際の農業経営は行ったことはない。だから作業の効率やコスト意識などにおいては全く当てにはならない。

例えばある作業を指示された際、その作業の意味・効果が不明なのでそれを尋ねたところ、まともに返事が返ってくるのは我らが前田さんだけだった。

自分で考えても意図が分からず教官に尋ねてもまともな返答の返って来ない作業などタダの筋トレかダイエット運動に過ぎなかろう。それなら自己の意思で体力維持のためにジョギングでもしてる方がまだマシと言うものだ。

指導教官は意味など考えずに黙々と指示した作業を続ける研修生を評価する傾向があるようだが、実際に就農した際には彼らこそ農協の指導委員の言うがままに無駄な肥料・農薬を購入し利益の薄い農業を強いられる、いわば農協漬けの前近代的農家になる候補生と言って良いだろう。


こういう農業は環境汚染になるのでもっと批判されて然るべきというのをご存知だろうか。千葉の畜産研究センターに通っていた時に研究員から聞いた話がある。

千葉の、特に北総地域は農家による無計画な窒素成分肥料の多投与により深刻な地下水の窒素汚染が起きているそうだ。

硝酸態窒素が多く含まれた野菜を食べたり、硝酸態窒素を多く含んだ牧草を食べた牛の乳(牛乳)を母親が飲む。そしてその母乳を飲んだ赤ちゃんがヘモクロビン血症を引き起こして酸欠状態になり、青い顔になるという事例がある。いわゆる窒息状態だ。


また、資源的な問題も実はかなり深刻であることも余り知られていないようだ。

肥料の3大要素はN・P・K(窒素・リン・カリウム)であるが、この内リン酸(リン)というのは現在化学肥料に利用されるものはリン鉱石という形で掘り出されている。

そのリン鉱石の埋蔵量は後4、50年分しかないと言われているのだ。つまり原油と同じくらいの寿命ということになる。

その貴重なリン鉱石を大は小を兼ねるとばかりドッカドッカと畑に投与させ、農協さんが大儲けするという指導を行っている。

もちろん一度地中や地下水に分散したリンを回収するなんて不可能なのだ。


石油の問題もそうだが、このリン鉱石の問題も農業に関係する一人一人が現状を理解し、限られた資源を少しでも長く使う方法をそろそろ考えないとマズイのではないか?しかもリンの場合は石油の場合とは違い代用はできないのだから。


・・・・・・と話はだいぶ反れたが、命令で動く家畜じゃなくて自らの意思で野山を駆け回る野生を維持せよ、という理由から一週間ほど前から走り始めているのだ。


ま、そんなことを昨日はたった一人ぽっちの30℃を越えるハウス内で朦朧としながら考えていた。昨日担当の相棒が都合が悪くなってしまったという訳だ。

ところで連休に入り、キュウリがこれでもかと言うくらいに採れだした。出荷は連休明けまでもうないので2日分は出荷できない。

かと言って放置しておくとズッキーニみたいになってしまうので採らない訳にも行かない。採ったからにはなんとか食べないと勿体無いではないか。

キュウリの山。
キュウリの山.JPG

そんな訳で一昨日からキュウリの相棒、黒川君と二人でぬか漬けに挑戦することになった。


まずは近所の精米所から米ぬかをタダで頂いて来る。
米ぬか.JPG

これに塩をテキトーに入れぬるま湯を加えて味噌状態になるまで粘土みたいにコネコネして、と。

キュウリをぶち込んだらこんな感じ。
ぬか漬け.JPG

植物性乳酸菌は野菜表面に付着しているので加える必要はないが、彼らの自主性に任せているとぬか床ができるまでに3ヶ月もかかるらしい。

ぬか漬けを早く作る裏技としてヨーグルトを加える手もあるのだが通常のヨーグルトは動物性乳酸菌から作られるので邪道だ。

しかしあるじゃないすか、植物性乳酸菌で作られたヨーグルトが。その名はラブレ。TDLのクリスタルパレスレストランの朝食、キャラクターブレックファースト1545円也(税込)じゃないよ。(あ、キャラブレね。分かりにくいか)

ま、わざわざヨーグルト買ってくる気にもならんので今回は見送りと。その代わりミ~ソ~♪ をちっとばかり混ぜてやった。頑張れよ、こーじ菌。

これも出荷できないイチゴを使ってジャムを作ってみた。
イチゴのジャム.JPG

そんなこんなで寮のレトロなキッチンで一人で遊んでいるとアグリ塾の敷地内をウロつく不審な男女を発見。

不審な男女が.JPG

このカップル、育苗施設を覗き込んだりそこら中を好き勝手に徘徊し、挙句には寮の方まで歩いてきた。そこで注意すべく、私は外に出て彼らの消えた方へ向かった。

近づいて行くと彼らはなんと敷地内に車を止め、そこの草地でキャッチボールをしているではないか。ははぁ、一般市民が公園かなんかと勘違いしているんだな。

近くに居た女性の方に歩み寄りここは公園じゃないから遊ぶならアグリ塾のグランドが近くにあるからそこでやったらいいよ、と優しく注意する。

ニコヤカに言ったつもりだった。そしてハウスの方へ行き温度を確認し空調を調節しているとまだ止めずに遊んでいる声がした。(どうなってんの?)

仕方なくもう一度注意しに戻ると女性が喧嘩口調で噛み付いてきた。(な、なんで?)


「彼はここの教官の知り合いなのよ!」


「はぁ。 (そっ、それが、なにか?)」


ここは教官の私有地ではありませんよ。教官の知り合い程度の関係で機械や油・薬物が置いてある敷地内を自由に見学されてもボクにとっては不審人物でしかありませんが・・・・・

もし、虎の威を借る狐のごとく振舞いたいならその教官を同伴して来なさいよ。それならこちらも警戒しなくて済むというものだ。こっちだっていい大人に向かってここは公園ではありませんよ、なんて注意するのは嫌なんだ。

大方のところ、かつてその教官に案内されて見学したことのある彼氏が彼女に自慢すべくこんな行動に及んだのだろう。ああ、青春の小さな勘違い。

動物行動学ではこういうのをコートシップダンスと呼ぶんだよ。


うん、春ですな。



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~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記

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高知県四万十市の丘の上、放し飼い有精卵のニワトリノニワ農場の経営者池田司です。

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