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脱藩の道6
では最後。

窪川アグリから大豊に戻ってから2日後の3月9日。朝早く家を出て安芸市へと向かった。

安芸市と言っても土佐ジロー協会長さんの小松さんが住むのは市街地から安芸川沿いに30分も山に入った畑山温泉という所。この小松さんが日帰り温泉も経営しているのだ。

小松さんとのアポは先日の本山町を訪れた際にまちづくり推進課の泉さんがその場で連絡を取ってくれたのだ。

こういうのは見ず知らずの私がいきなり連絡を取る訳にも行かないので紹介して頂く以外に方法はない。泉さんには重ね重ね感謝したい。


という次第で大豊から2時間。土砂降りの雨の中安芸市へと到着。市街地の外れにある岩崎弥太郎生家の傍を通り、

弥太郎生家.JPG

安芸川沿いに道は山奥へと向かう。

安芸川沿いに.JPG

市街地から20分か30分ほど山道を走ると深い山奥の風景から突如として田畑のあるのどかな農村風景が広がった。

岩の棚田.JPG

とても小さな集落で、ひっそりとお年寄り達が米を作り半自給自足の生活を営んでいる様子が想像された。


その集落の一角に畑山温泉の日帰り湯施設があった。

畑山温泉.JPG

一見、建物は古いように見えるが中は改装されていてログハウス調で温かみのあるレトリックで洒落た雰囲気であった。

名前を告げるとご主人の小松さんが迎えてくれた。日帰り湯に食事のできる小部屋が併設されており、その一室に通される。

小松さんが作った土佐ジローのPRパンフレットを手渡され、私の動機を訊ねられた。

土佐ジローのパンフレット.JPG

私が千葉から大豊に来た経緯、そして養鶏をやりたい熱意と動機を説明し始めると小松さんが白い紙に何かを描き始めた。

その手元を見ながら手短に説明を終えると、今度は小松さんがそのスケッチに書き込みを加えながら説明を始めた。

絵に描いて教えてくれる.JPG

小屋の寸法・配置・作業スケジュール・ヒナの入れ替えサイクル・経費・販路・利益目標・これからの展望について・・・・・・

あっという間に1時間が経ち昼間近となった。小松さんが土佐ジロー食べたことがあるか?と訊く。まだないんです、と答えると親子丼でも食べて行きなさいと言われ待つこと10分少々。


土佐じろ、キターー!!

土佐ジロー親子丼.JPG

高知市内で千円と、るるぶに載っていたので食べることに躊躇していたのだが、ここのお品書きには800円(確か)とあった。

食べた感想は、肉は地鶏らしく歯ごたえがしっかりしているものの堅すぎず旨みが深く、卵は独特なコクがありダシと重なって深みが更に・・・・・・・あ、僕が説明すると胡散臭くなるので止めよう。美味しかったです。

小松さんはおごってくれるつもりだったのだと思うが私がお会計を、と言うとお土産に土佐ジローの卵を一パック持たせてくれ、お金使わせて悪かったね、と見送ってくれた。

話を伺った上にタダで食事を頂くのは申し訳ないという、私の気持ちを察してくれたのだ。


うん、なんだかとても良い人に逢ったな。帰り道、清々しい気持ちで安芸川の渓流の美しさに何度も車を停めて写真を撮りながらゆっくりと帰る。

美しい安芸川の上流.JPG


ついでに遍路で歩いた安芸漁港に寄ってみた。


これが有名な日本一高い防波堤。

日本一高い防波堤.JPG


・・・・・・ここを歩いたあの日 日射しが強く蒸し暑かった夏のあの日

防波堤沿いに海の見える遍路道が延々と続く

コンクリートの照り返しが眩しい

時折見える砂浜の風景が古い思い出と重なる

蜃気楼の中を歩いているような朦朧とした意識 干からびる汗

だるい足を一歩、また一歩、過去から引き離すように歩いた・・・・・・




気付くとまだ空は暗いものの雨は上がっていた。畑山温泉を出た時から雨は止んでいたのだ。


空を仰ぐ。

安芸漁港.JPG


日本一高い防波堤の向こうに、明るい空が見えた。



大豊脱藩の道、完。



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[2013/09/24 22:35] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(0)
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~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記

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高知県四万十市の丘の上、放し飼い有精卵のニワトリノニワ農場の経営者池田司です。

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