/*アクセス解析用タグ*/
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--] | スポンサー広告
大豊にて 2日目-1
全然足早に、じゃない気が・・・・

ともかく急ごう。2月9日。研修1日前。この日は午前中、役場のミノさんが渡辺さん宅にやってきて私の今後の研修についてミーティングすることになっていた。

あ、ここからは色々悩んだ挙句、なるべく包み隠さず自分の思ったままの内容をレポートしたいと思います。関係者の誰かを中傷するような意図は全くなく、これから新たに就農を目指すような人にとって最大の利益が得られるようにという方針でお話します。

あくまでも私の感じたことを素直に書いているだけであり、これが真理であるというつもりはありません。だからもしこれを読まれた関係者の方が気分を害されたら大変申し訳ありませんが、ご容赦ください。

これは私の考え・意見・感想であり、何ら客観的なものではございません。どうぞご理解ください。


まぁ、まずは朝飯から。

朝食.JPG

昨日の残りの味噌シチューと魚肉ソーセージと手作りチーズを載せてチンしただけの食パン。味噌とパンって案外合うと僕は思うんだが。

そして下界を覗くと・・・・

山の朝.JPG

食事を済ませ霞の中を下界へ。

霞の中の棚田.JPG

15分後。渡辺さん宅に着いた。あ、渡辺さん宅は農場よりずっと下にあり、標高350m位らしい。

既にミノさんは着いていた。早速客間に通され会議が始まった。私とミノさんと渡辺さんと奥さんと娘さんも加わった。

そして今後どのように研修を進めて行くのかが話し合われた。まず渡辺さんが私にこうして欲しいという要望・意見をツラツラと話し出す。

その一方的な内容を聞いている内に正直「おや?」と思った。まるで私が農業ヘルパーのような要望ばかりではないか。農業で独立するような方針となってはいない。もっと言うと私がやりたいと再三言っている養鶏については全く触れてもいない。

うーん。

このご主人の則夫さん、人の話を聞いていて忘れるのか、それともまともに聞いていないのかは不明だが、同じ話を何度も聞いたりする。

下らぬ話ならそれも笑い話で済むだろう。でも仕事上の話や真面目な話も同様であることがここ数日で分かってきた。

私は離婚した経緯についてのナイーブでプライベートなことを話したくないのに二度も話す羽目になった。一度目は仲間として受け入れるのに考え方を知りたいという、もっともらしい理由だったので仕方なく話した。だが二度目は何気なく聞かれた。

それ研修と何か関係あるんですか? そう尋ねたかった。


ともかく。意見が異なっていても人の話は最後まで遮らずに聞いた方が良いというコンサルティングの基本に則り長い話を辛抱して聞いた。

最後まで聞き終わった私は、あれ?研修って私が就農するための制度であって則夫さんの農業経営を助けるものではないですよね?と思った。(勿論言わなかったけど)

そもそもこの農業研修制度は自治体が5万円、県がその倍の10万円を研修生が就農して生活できるまでの研修生活費の補助として支給するもの。また、受け入れ農家にも手当てとして5万円、県から支給される。

つまり研修生が就農するために制度があり、それをサポートしていただくということで農家にも手当てが支給されるのが本筋である。因みに研修期間は最低6ヶ月、最長2年。

だから研修生が農業で独立できなければ意味がないのだ。則夫さんは私に、「人生は本当に好きなことをやるべきだ」ということを教えたいと言う。

いやいや、そんな精神的なことを教わってもタダでさえ条件不利地で離農・過疎化が進んでいる限界集落で若者一人が独立して生きて行くなんてことはできませんよ。

それにそんな精神的なことなら今更教わるまでもなく・・・・・・ああ。

生活を楽しむ、なんて考えはよく分かるんだけどその前にこんな独立して自給自足でもなんでも自立して生きることが優先されるべきでしょう。ならば、

「過疎自治体の税金を浪費しないよう、私は最短の6ヶ月で独立したいと思います。そしてきちんとした就農計画を立てて来たので一度見てもらって、研修方針に反映させて頂ければと思います。」

と、この部分を私の意見としてお話した。

そもそも研修先をここに決めたのは、渡辺さんらが3年くらい前まで採卵養鶏を営んでおり、鶏舎など設備がそのまま残っているからすぐにでも飼い始められる、という条件があったからだ。

だから有機無農薬の野菜を作ることは自給自足レベルで良いし、牛の飼育についてはこれっぽっちも関心がない。

家畜は飼料の殆どを輸入に頼っていることから日本の自給率を下げる根源的な要因の一つである。だから私のせめて国内で、という地産地消的なエコロジー思想からはマッチしないのだ。

私が何故養鶏にこだわるのかというと、私は会社を辞めて1年半位農業法人やら自治体やらを訪ねて自分の就農について試行錯誤を繰り返して来た。

その結果初期投資も生産技術もさほど要さず、更に販路の確保も比較的容易らしいことから最も新規就農者が取り組みやすい農業である、という結論に至ったからである。そして養鶏なら輸入飼料に頼らずなんとかやって行けそうなのだ。


「どうせ6ヶ月で独立という目標を立ててもきっとそれが9ヶ月になり、1年になりという感じではないでしょうか。ならば最短を目指すのが最大の安全策だと思います。」

役場のミノさんは、追々二者で話し合って行けば良いという第三者的な立場だ。渡辺さんの奥さんがこんなことは受け入れるかどうか決める前に話し合うべきだと意見した。尤もだ。

則夫さんは私の意見を聞いて何やらよそよそしい表情に変化したように見えた。思えばこの時組織に属したことのない彼は自分の考えに意見されたことに不満を感じていたのだろう。


こうして研修方針が明確に決まらぬまま、あやふやにミーティングが終了した。最後の方は私の引っ越す住居についての話にすり替わっていた。

どうせ就農するまでの短期間の住まいなら生活設備が整っていてすぐに入れる方が良かろう。ミノさんが知り合いの物件で良さそうなのがあると言う。かつて役場の臨時職員として働いていた人の持つ空家らしい。

因みに田舎の空家は水周り・内装などの修理・改装などが必要ですぐに入居できる物件は少ないのだ。渡辺さんから紹介された物件はいずれも修理が必要だったので決めかねていた。

その物件は大田口という土讃線の駅近くにあるという。渡辺家を出てミノさんの車についてその物件を見に行く。


これが紹介された物件。

元化粧品店の物件.JPG

ショーケースみたいなガラスの出っ張りがあるのは、この家が元々化粧品屋さんだったから。そして全面ガラス戸。

ああ。これは既に何度も入浴に来ているふれあいセンターの近くじゃないですか。1年程前まで大阪の建築会社が借り上げて共同住宅として使用していたとのことで中は全く手を入れずに住めそうだ。

ミノさん曰く、電気ガス水道全てすぐに使えるが、問題は風呂がプロパンガスで沸かすということらしい。つまりガス代が高いのだ。

でもそんなのは私にとって問題ではなかった。何故なら近所のふれあいセンターのお風呂は町民なら200円で入れるのだから。毎日入っても月6000円。安いもんだ。

即決。農的な田舎暮らしとは異なる住居だが、この判断は今となってみては大正解と言える。ヘタに農家の一軒家など借りて改装などしていたら今回のような選択を容易にはできなかったに違いない。


こうして毎日歩いて300mほどの銭湯通いが始まった。しかも銭湯より安い。午後8時までに入館しなければならないのだが。

我が家のお風呂はこんな感じ。

我が家の風呂.JPG


この日は山を越えて高知の平野部に出てみようと思っていた。ので早速大田口から吉野川をはさんで反対側を走っている国道32号線へ。

国道32号線は遥か高松市→琴平→阿波池田→大豊→高知城までという、四国を斜め上からぶった切っている道路である。


決まったばかりの住まい、大田口近くの吉野川を渡り、

大豊町の吉野川.JPG

国道32号線を南下すること30km。およそ40分で平野に出た。南国市。高速で大豊→南国なら15分ほど。

まず向かったのは南国市にある29番霊場。

第29番国分寺山門。

29番国分寺.JPG

本堂へとまっすぐに延びる石畳。

本堂までまっすぐ.JPG

国分寺の案内板。

土佐国分寺.JPG

大豊では晴れていたが国分寺に着く頃丁度雨が降り出してきていた。

そんな冬の雨に濡れた梅の花が色あせて見えた。

満開を過ぎた梅の花.JPG


次、南国市の市街地へ。

南国市へ.JPG


路面電車。

路面電車.JPG

そう、ここは土佐くろしお鉄道の後免-奈半利線の路面電車が走っているのだ。こんな感じ↓


ごめん、と。

ごめん駅.jpg


市内で自炊用の買い物をした。

買い物をして.JPG


字数制限のため二回に分けるので一旦切ります。


続く。




「ねはんの里」 
人気ブログランキングへ


スポンサーサイト
[2013/09/24 22:27] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(0)
<<大豊にて 2日目-2 | ホーム | 大豊にて 1日目>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://maigonootonatachi.blog.fc2.com/tb.php/406-a2a14453
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
迷子の大人たち 2


~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記

プロフィール

池田 司

Author:池田 司
高知県四万十市の丘の上、放し飼い有精卵のニワトリノニワ農場の経営者池田司です。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

カウンタ01

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。