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いなかへGO計画1 大仙窟
51番札所石手寺の境内には大仙窟(だいせんくつ)という地底マントラがある。

マントラはサンスクリット語で、意味は宗教的な呪文、密教では真言のことである。このマントラを唱えることにより瞑想状態へ入るために精神を無意識に集中させる狙いがある。

この大仙窟の場合、山をくりぬいて掘った全長155mものトンネル内に薄明かりを灯し、仏の絵や真言などを効果的に配置し見せることにより自然に瞑想状態へ誘う効果を狙ったものと考えられる。

薄暗い中での焚き火や蝋燭の炎のような揺らめきはそれだけで瞑想へ誘引する効果が高いと言われているのだ。

この大仙窟は、石手寺境内の本堂の左奥から境内裏へ、そして復路は奥から手前に、更に右手(入り口から見て)へと抜け大師堂の裏から出てくるようにトンネルが掘られている。

石手寺境内案内図↓
石手寺境内案内.JPG

大仙窟入り口の社↓
大仙窟.JPG

大仙窟内の案内図↓
案内図.JPG

↑順路は入り口からまっすぐ直線に進み一旦後方から出る。ここから出て車道を横切り左奥にある奥の院、五百羅漢マントラ塔を拝観してくる。

そして再び洞窟後方から入って入り口付近へと戻り、手前で左へ曲がり八十八ケ所洞窟を抜けて大師堂の裏から出てくるようになっている。

洞窟への入り口↓
入り口.JPG

この大仙窟はちょっと奥まって分かりにくい場所にあるためか余り訪れる人が居ないようだ。前回も1時間以上洞窟内に居たが地元の人らしいのが一人足早に通り抜けに使ったのを見ただけだった。

そして今回もおよそ1時間でたった一組の観光遍路を見ただけだ。境内にはひっきりなしに参拝者が訪れているのに。

そんなこともあって案外見落としてしまった人も多いのではないだろうかと思い、お節介なことに今回は洞窟内の配置物の撮影を試みたので公開しようと思う。


では、手前から奥へとほぼ順番通りに写真を並べます。文字も読めると思いますので一枚ずつ読んでかみ締めてみてくださいね。

洞窟内の雰囲気↓
洞窟内.JPG


施.JPG

胎蔵界
胎蔵界.JPG


貪.JPG

煩悩
煩悩.JPG

無知
無知.JPG

洞窟内に掛けられた画
洞窟の絵.JPG


捨.JPG

菩提心
菩提心.JPG

金剛界
金剛界.JPG


空.JPG


仏.JPG

慈悲
慈悲.JPG

縁起
縁起.JPG


禅.JPG


進.JPG


戒.JPG

一旦裏口から外へ↓
出口.JPG

外はすぐ車道で右に下る坂になっている。その右側を振り向くと丘の上にでっかいお大師様が見える。

丘の上のお大師様↓
巨大なお大師様.JPG

そして左手には奥の院の異様なゲートが見える↓
奥の院.JPG

その案内碑の上に猫がちょこんと座って景色に溶け込んでいた↓
奥の院のネコ.JPG

緩い坂を上っていくと五百羅漢マントラ塔のほぼ球形をしたこれまた異様な建造物が見えた↓
五百羅漢マントラ塔.JPG

石段の上にはまたしても猫が↓
我輩は・・・.JPG

我輩は猫である・・・・の街だから猫が多いのか?でも前回は猫なんて見なかったな。

位置口からマントラ塔に入るとすぐに階段を登る。その先にはとてつもなく異様な光景が広がっている。

五百羅漢.JPG

恐らく座って経を唱えると思われる台座を中心に五百羅漢が取り囲む↓
マントラ塔の内部.JPG

五百羅漢3.JPG

五百羅漢4.JPG

五百羅漢5.JPG

毎度この異様な雰囲気には圧倒されるな。

外へ出て再び坂を下り地底マントラの裏口へ↓
地底マントラ裏口.JPG

先ほどのトンネルを戻って行き入り口手前で左の八十八ヶ所洞窟の方へ入る。

宇宙や仏様の白黒の画や札所の御神体の石像などが薄明かりの中に浮かぶ。

白と黒の世界.JPG

仏の画.JPG

白と黒の仏.JPG

白と黒の仏2.JPG

そんな異様だがなんとなく落ち着く暗闇の中で、前回も心に留めた「空」の概念について思い出していた。(お遍路日記はこちら



仏教には空という概念がある。大仙窟の言葉は、

空   総ては互いに因となり果となって一瞬留まらぬ流動の世界

・・・・・あれ?それってこの世の因果の法則のことじゃないの?空というのは因果の法則を始めとするこの世とあの世の全て、時間も空間もみんな折りたたまれた状態のことを指すのではないのかな。

般若心経によると空とは、「色即是空 空即是色」


空の概念は仏教の中でも非常に難解だと言われる。空とは何もない虚無の状態と勘違いされる節があるのだがそれは間違いである。

空の概念は時間も空間も超越している(折りたたまれていると考える)ため、そもそも3次元(空間)プラス時間の世界に生きている我々が正確に理解することは不可能なのだ。

最も困難なのは時間の概念を捨てることではないだろうか。過去も未来もなく全ては現在のみ、なんてのは感覚として想像できない。

その、想像できないがこの世を含めて全てに共通して存在し、また常にそこにあるという、別の次元ではなく全てを包括しているもの、というのが空の概念に近い説明のような気がする。

つまり我々は空に含まれ、空は全てであり、その空の世界(レベル)では人間も石ころも空気も水も意識も無意識も全ては分離不能で同じモノということになるのだ。


・・・・・そう考えていると出口から明かりが。
この世への窓.JPG


悟りとは個を超越し、空を、想像するのではなく「知る」ことだと思う。

我々もそろそろ少しは個(エゴ)から離れ、全体を見渡すプロセスへの明かりを見つけるような時期に来ているような気が、漠然とながらするのだ。




「ねはんの里」 
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[2013/09/24 22:09] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(0)
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~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記

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高知県四万十市の丘の上、放し飼い有精卵のニワトリノニワ農場の経営者池田司です。

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