/*アクセス解析用タグ*/
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--] | スポンサー広告
修行の土佐 13日目-3
2008年9月1日。お遍路13日目。

本日のルートマップ↓
海風荘-サンピア高知.JPG

28番大日寺から1kmほど歩くと物部川沿いの田んぼとミョウガとショウガが入り混じる広々とした畑に出た。

因みに名前の似ているこの二つは同じショウガ科ショウガ属に属する多年草なので見た目ソックリなので、僕みたいに目にウロコだかコンタクトレンズだかがしっかりとハマッている濁った人間には区別なんてできやしない。

ミョウガ?ショウガ?畑↓
Image262.jpg

その田んぼの近くの農業用水路に軽トラからポンプを突っ込んで水を汲んでいる、50前くらいで日に焼けたスマートなおっちゃんがいた。なんとなく親近感を覚えたので挨拶をする。

「こんちわ。アツいですね。」

「お遍路さんか、アツいな。何処から?」

「千葉です。」

「おー遠い所から来たなぁ。」

ええ。っていつもそう言われるけど、こちらは2週間も四国を歩いて来たので千葉から来たって言うより徳島から歩いて来た、という感覚なんだけど。

「いやぁ、これだけ暑いから水不足で大変なんじゃないですか?」

「ああ、早明浦ダムか?あれは一応高知にあるけど水は香川に供給してんだよな」

「え!そうなんですか。貯水率20何パーセントとか言ってますね」

早明浦ダム↓ぱくり
早明浦ダム.jpg

「うん。高知はこの物部川や仁淀川、四万十川とか大きな川がたくさんあるから水に困ったことはないのや」

「あ、そう言えば瀬戸内海側は地中海みたいに乾燥した気候だからオリーブとかレモンとかできると聞いたことありますよ!」

「そういうことだ。早明浦ダムのお陰で高知がなんだか干上がってパサパサの乾燥ババアみたいなイメージになっちゃって困ってるよ~」(多少脚色アリ)

それはイカンな。つーことで、

「高知?渇いてねーよ。つーか濡れた犬の目だよ。」 (表現間違えている可能性大) 

と、これで渇いた高知のイメージが払拭されたはずだ(?)


うん。ま、いいや。物部川ね↓
Image263.jpg

↑いやぁ、スカイブルーの美しい看板ですね。って看板だけかい!な感じだけど、そう、看板だけなの。悔しかったらお遍路行ってくださいね。ここまで2週間掛かるけど。

ウソですよ。ほれ、物部川↓
Image265.jpg

↑水量少ないな。

しかし、高知平野は広々とした畑が多くて平和だなぁ↓
Image264.jpg

その田んぼや畑の中を細い遍路道が抜けていく。空はすっかり晴れて暑い日射しが戻っている。大日寺から3kmほど歩いただろうか。田んぼの中の農業用道路の片隅に二人の遍路姿が見える。

何にもないアスファルトにどっかりと腰を下ろしているのは遍路11日目に道の駅田野で会った習志野代表学生野宿遍路じゃねーか。

それと初めて会うホームレス風の50過ぎのおっちゃん遍路。この人は小さいザックと、なんとスーツケースを引いて歩く歩き遍路だった。遍路らしい服装などは身に着けていない。

習志野学生氏に「こんなとこに座っちゃったか。」と声を掛ける。その風貌が余りにもインパクトがあったので、おっちゃんの方をまともに見ることができなかった。

「だって休憩できるところないんですもん」うむ、確かにそろそろ休憩したい所だよな。「俺はもうちょっと先まで言ってみるわ」と言ってすぐに立ち去る。

一応その2km先には遍路小屋のマークが地図に載っていた。が、どうやら遍路地図が間違えているのか、JR土佐線を越える前の大師堂と一体化した遍路小屋だった。

日射しの強い田んぼ道から民家や木が生えている道へと差し掛かり緩く登りになっている所に一見神社に見える小屋があった。

その小屋に地元の70前後のじーさん達がたくさん集まっており、私が「座れないじゃん」と内心がっかりして通り過ぎようとすると呼び止められた。

「休んでき」

ありがたや。じーさん達がゴソゴソとうごめいて私が座れるよう席を空けてくれた。お接待じゃ、と言って夏みかんをくれた。

そうしてじーさん達と適当な会話を楽しんでいるとさっきの地べたの二人が歩いて来て私の顔を見て止まった。すかさずじーさん達が声を掛ける。

「休んでき」

ほんの300mほど頑張ればこんな立派な休憩所があったのにね。2人とも休憩のやり直しをするのだろう、小屋へと入ってきた。その動きに合わせてまたもやじーさん達がゴソゴソとうごめいて席を空けた。

遍路小屋松本↓ぱくり
遍路小屋松本.jpg


なんとなくこの小屋の中が深夜の猫バスの中じゃないかと思えてくるような、奇妙で、かつユーモラスで不思議な空気が流れていた。

猫バス.jpg





「ねはんの里」 
banner2.gif


スポンサーサイト
[2013/09/24 22:07] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(0)
<<自分遍路 | ホーム | お月見>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://maigonootonatachi.blog.fc2.com/tb.php/323-8a191ce7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
迷子の大人たち 2


~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記

プロフィール

池田 司

Author:池田 司
高知県四万十市の丘の上、放し飼い有精卵のニワトリノニワ農場の経営者池田司です。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

カウンタ01

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。