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植物工場2
では前の記事の植物工場のメリット・デメリットを踏まえて特報首都圏の報道内容を見てみようゼ。(なんか語り口が変わってないか?)

まず失敗例として既に植物工場に参入しているベンチャー企業を取り上げてた。この企業は植物工場を建設し生産を始めたのはいいが、不況のあおりを受けて販売先が減り、工場としての採算ラインの稼働率を割っているそうだ。

植物工場の作物は通常の栽培方法よりも割高になるため普通のスーパーでは取り扱いが難しい。つまりこの企業は植物工場のメリットを活かした販路を確保せずに闇雲に生産を開始してしまったのだ。きちんとしたビジネスモデルが描けていなかったんだよ、これは。

この手の失敗例は植物工場だけのことではなく、農業全般に言えることだ。販路を確保せずに生産を先走りしてしまう新規就農者は多い。何を作り何処に幾らで販売して年間どれくらい取り引きしてもらえるのかを具体的に決めとかないと、おっかないったらありゃしない。

だいたい、就職する時に条件の刷り合わせで年収幾らで年間休日何日でとかやるでしょ?普通は。新規就農者は脱サラ組みが圧倒的でとかく勢いと正義感みたいなものだけで収入も労働時間の目処も立たずに始めてしまうから失敗例が増えちゃうんだと僕は思うな。

次の報道内容からは成功例について。

はじめの成功例は京都市内のビル地下で植物工場を始めた例。ここは地下で野菜を栽培し、上階のレストランでその野菜を使ったサラダバーを提供する。これは見事なビジネスモデルだと思った。確かに植物工場は生育コストが高い、だが中間流通コストを全てカットでき、おまけに取りたての新鮮な野菜を提供できるってもんだ。

コストもたかが通常の2倍程度(?確か)と言うから中間流通や小売まで通すよりは安く仕入れている計算になると思う。通常の作物販売ルートでは非常に大まかに言ってスーパーの売価の1割ほどしか農家の手取りにならないのだ。

2番目の成功例は特殊な作物を作る例。植物の名前はアイスプラント。50gで何百円(忘れた)とかする希少野菜なのだそうだ。フランス料理に使われ、耐塩植物で、塩水をかけて生育するらしい。だから普通の農場だと塩害により他の作物にも影響が出るため難しいのだけど、植物工場ならそんなの心配ねーてもんだ。

3番目の成功例は有用な遺伝子組み換え植物を育てる例。インフルエンザのワクチン代わりになるタンパクを実に蓄積する稲を遺伝子組み換えにより開発し、この稲からできる米を50粒ほども食べると予防注射一回分の効果があるという。

言うまでもなく遺伝子組み換えの稲なので露地で栽培すると近隣の田んぼで作っているコシヒカリなんかと混雑を起こしてしまうので栽培が困難だ。でも植物工場なら密閉できるのでその危険を回避できるとゆーことだ。

4番目の成功例は乾燥地域など農地に向かないような地域への技術輸出の例。もちろん海外の例だ。植物工場なら余分な水を使わず、電力もソーラー発電などを持ちいればコストも軽減できるらしい。


以上、植物工場に対するイメージから生理的な嫌悪感を抱き理屈のない批判をする人もチラホラ見受けられる。でも実際的な議論としては、水の問題と電力の問題、及び肥料の問題の大きく3つの問題さえクリアできるのならそのメリットを活かし充分ビジネスとして成立すると思う。

また2次産業のような機械的な流れ作業に慣れている現代日本の労働者にとって植物工場は参加しやすいという点で従来の農業よりは優れているとも言えるのだ。工場で野菜を生産することに嫌悪感を持つ人はご存じないのだろうけど、もやし、そしてきのこ類の生産なんて今はみんな工場生産だ。植物工場となんら変わりないんだぞ、と。

そもそも化石燃料を消費し環境汚染を引き起こす、どう考えても人類の永続には「有害」と言える自動車は工場で生産してなんとも思わず、食糧問題や食の安全性に貢献し得る農作物を工場で作ることに対しては嫌悪するというのでは価値観がズレているというものだ!

ってちょっとムキになってみたりして。ついでに・・・・


植物な工場(壊れかけ)↓ 
植物な工場.JPG
またの名を廃屋とも言うが。


ラピュタっぽく・・・・・
ラピュタ.JPG


ないよね。





「ねはんの里」 
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[2013/09/24 21:44] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(0)
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~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記

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高知県四万十市の丘の上、放し飼い有精卵のニワトリノニワ農場の経営者池田司です。

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