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あるコンビニの一例
昨日は2週間前のリベンジで自宅から車で20分弱の「さんぶの森元気館」という地元のスポーツジムに行ってきました。

ここは一回1000円でジム・プール・温泉が使え、館内にはセルフサービスの低価格な食堂がある。私の目的はプールと温泉だったんだけど、ちょこっとジムにも寄り、その後ゆっくり1時間半かけて1km泳いだらグダグダ。ちゃんと泳いだのは多分8年ぶりくらいかね。しかし久しぶりにすっきりしたな。まだ疲れは取れないんだけどね。

ま、いつもながらそんなツマラン前置きはさておき、最近ニュースで連日話題になっているネタに、「セブンイレブンに排除命令 見切り販売制限を不当と認定」というのがあります。今朝配信された日経ビジネスオンラインのタイトルも「セブンイレブン、「見切り販売制限」の深層」なんてあります。

私の経験からちょっとこの問題の本質を考えてみたいと思います。予め言っておきますが今回の話はただいたずらに長いし、これっぽっちも面白くもないという、存在価値があるのかないのかすら微妙なネタです。覚悟ができた方からどうぞ。(こんな前置きで読む人いるのか?)

事の流れはセブンの店舗を経営するオーナーさんが廃棄が迫った弁当などを値引き販売したことに対し本部のSV(スーパーバイザー:セブンではORFと呼んでいる)が契約解除を盾に値引き販売の禁止を指導したことを訴えられたのだ。

※フランチャイズチェーンの説明:コンビニ本部に対し、オーナーさんと呼ばれるお店の経営者がいる。オーナーさんは本部から看板と商品と販売ノウハウなど経営全ての技術提供を受ける代わりに利益の何パーセントかを本部に支払うシステムだ。ネット通販では楽天やヤフーなどが同様なシステムと言える。

日経さんの記事には、今回訴えを起こした反分子派オーナーに対し、本部のまともな指導を代弁する役として登場する、正当理論を実行する理解派を登場させている。その理解派オーナーさんは、セブンは見切りや値引きに全く反対なのではない。消費期限の短い弁当やパン、惣菜に関しての値引きは必要ないと考えているのだ、と言う。更にオーナー自身が発注精度を上げれば廃棄は減るし、(中にはオーナーの留守中に勝手に発注数を変えるとんでもないSVも居るが)陳列の見直しや声賭け、試食など、オーナーとして売り切る営業努力は幾らでもできるはず。確かにね。

その内反分子オーナーさんの主張で「ロスチャージ」というのものが登場する。これは簡単に言えば店で出る廃棄はオーナーさんが発注しているのだから全額オーナーさんの責任ですよ、ということ。つまり廃棄する金額は全部オーナー側の負担になるのに何故値引きして完売させてはイカンのだ?という理論だ。確かにね。でも今回の妥協案としてセブンはその15%を負担することにしたという。大した財力だな。

最後にこの記事は、反分子オーナーさんの主張で締めくくる。そもそも食べ物を捨てるのは勿体ないじゃないか。うん、全くね。コンビニ業界では弁当などの消費期限の短い食品に対し必要悪という考え方を持っている。たまたま弁当を買うためにあるコンビニを訪れた人にとってそこに弁当がないことが3回続くとそのコンビニを利用しなくなる、というデータがあるのだ。

ま、そんな事を踏まえて私が考えるこの問題のポイントは2つ。
まずはコンビニのデイリー商材(弁当パン惣菜など)の発注は難しい、ということ。次はSV(本部)とオーナーの人間関係だ。

現在多くの流通で発注に使われているのがDOT(ダイナミックオーダーターミナル)という機械。↓

DOT.jpg

皆さんも売り場で画板のように肩から掛けて発注する店員を見たことがあるのじゃないだろうか。これはおおよそ2週間前のデータを参照しながら発注できるようになっている。でもデイリー商材の難しい所は、1.年間を通した季節による大きな変動がある。2.競合や飲食店の進出・撤退・セールなどの影響を受けやすい。3.同じ月でも年によってかなりの変動がある。(当然周りの飲食店など競合と客となる会社などの外部環境が変化するからだ)

このことから店舗事務所のパソコン端末からは過去数年のデータが検索閲覧できるようになっている。でも、これはただのデータであって何年前の何曜日が晴れで何が何個売れた程度しか分からない。つまり生データしか入っていないのだ。

これでは数学的な知識のないオーナーさんにとってはハッキリ言って役に立っていない。だからSVが居るのじゃないか、というのも正論だが、SVで数学に長けた優秀な人材なんてほぼ皆無だと思う。だから発注精度を上げるのは現状難しいのだ。

最近ではコンビニ本部も人材難で新卒でも2年か3年でSVになれてしまう。殆どが文系出身の彼らに数学を勉強する時間なんてあるはずない。それに対人スキルにしても同様。入社後数ヶ月(2-6ヶ月くらいじゃないかな)の本社研修を受けてから直営店に散らばり、1、2年先輩の店長から指導を受ける。1年-2年後には店長となり一店舗の管理者としてバイトや後輩社員を管理する。

つまり新卒の23、4歳の右も左もわからんような子らが実質的に一国一城の主として君臨するのだ。そうそれはまさに君臨すると言っていい。彼らの殆どが北の独裁者よろしく命令と恫喝という武器を持って半分以上は年上のバイトさんに激を飛ばす。仕方ないよ彼らもそういう管理しか見てきてないんだから。

その結果お店はどうなるか・・・・当然バイトは殆ど辞めていなくなる。仕事も実はベテランのバイトの方がスキルがあるから彼らの後を自分でやるとなるとそれはもう、お店はボロボロのメタメタ。壊滅状態に陥る。

その惨状により精神的に疲れ果て上司に辞めたいと陳情する。すると・・・・・この呪文は魔法のごとく効力を発揮し、見事に数ヶ月内にはSVに昇格するのだ。こんなSVが私の前職でも増殖しつつあった。でだ、こんなSVは前述の反分子オーナーさんにどう対応するだろうか?

私の経験によると、上のような廃棄の値下げ販売の問題なんて日常茶飯事オーナーさんと交わされている。そしてオーナーさんは歴代のSVや時にはマネージャーが出向き何度も正論を聞いていて実はそれを頭では理解しているのだ。何故、オーナーさんはそんな毎回SVが交代する度に同じことを言うのだろうか?

事の本質は心の問題である、と私は思う。オーナーさんだって弁当廃棄の必要悪くらい理解しているし、自分の努力次第で廃棄を減らせることくらいちゃあんとわかっているのだ。ただ、分かっていてもオーナーさんには廃棄用にごみ袋に入れられた弁当は現金にしか見えない。そのジレンマを分かって欲しいだけだ、と私は経験から思う。

だからそれを決まりきった正論で毎回突き返すんじゃなくて、「うん、確かに無駄だし、勿体ないし、値引きしたい気持ちもわかります。でもオーナーさんは必要悪をご理解されているんですよね。ならば大して役に立ちませんが、私が近くを通る度にこのお店に寄って夕飯用に弁当を買っていくようにしましょう。これで少しでも廃棄が少なくなれば・・・・・」

なーんてのが私のSV時代の指導スタイル。今回のセブンの件もそうだし、オーナーが本部を訴えるパターンは全てにおいて、間違いなくオーナーとSV(本部)の人間関係が悪いのだ。SVは指導するのが仕事なんて堅くならずに(新店以外は)指導は前のSVまでで既に済んでいるだろうから自分の担当からは本部とオーナーの関係改善に努めよう、と仲良くなる宣言でもしてオーナーさんと笑い話を咲かせるのに真剣になってみたらどうだろうか。


オーナーさんは24時間働いて疲れてるんだ、あんまり苛めないでやっておくれよ。


なんつって。





「ねはんの里」 
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[2013/09/24 21:43] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(0)
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~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記

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高知県四万十市の丘の上、放し飼い有精卵のニワトリノニワ農場の経営者池田司です。

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