/*アクセス解析用タグ*/
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--] | スポンサー広告
発心の阿波 1日目-2
1番霊山寺から2番の極楽寺へは県道12号線を通って1.4kmの道のりだ。

8月20日。

この県道は交通量が意外と多く、初っ端に人の目という試練に合うことになる。今では農家だって菅笠なんて被っちゃいないのだ。それに全身白装束、手には杖、背には大きなザック。日本中、いや世界中探したってこんな異様なカッコしてるのはお遍路しかいないだろう。

私は1番で変身を遂げ、いきなり県道に出て2番の極楽寺に向う中で考えていた。お遍路という役を演じるみたいなもんじゃないだろうか、と。いきなり仰々しい、まるで時代劇の登場人物みたいな姿に変身した自分に多分言い聞かせていたんだと思う。

菅笠で視線を隠すように目深に被り1.4km、時間にして20分程の距離を長く感じながら歩いていた。8月中旬、薄曇りではあったが、真夏の暑い日であった。半分ほども歩いただろうか。喉が渇いて何か飲み物が欲しいと思っていた。そこに丁度右側にサンクスが現れた。

はじめてお遍路のカッコで入るコンビニ。少しだけ店員の目が気になったが、向うはまるで気にしちゃいない。お茶だけ買った。この時はお遍路のカッコそのまんまで入って行った。でも何日目だったか、暫くしてからは杖とザックと菅笠は外に置いて置くようにした。自分にとっても邪魔なのだ。

看板こそ違うが、つい1ヶ月半前までは同じ業界に居て、スーツ姿で、ロゴの入った車に乗ってお店を巡回していたのだ。今はなんかとても自由だ・・・・・でもお店の品揃えとか駐車場の落ちてるゴミが目に付いてしまう。そんなことを考えていたらちょとおかしくなって、忘れよう、と思った。

そこから2番札所、極楽寺まではすぐだった。

ようやく2番目ですか↓
Image109.jpg

極楽寺は1番霊山寺と全く違った印象で、色が鮮やかだった。写真で見ても分かるように1番みたいな木の色そのままじゃない。2番目からは納経全部を自分でやらなくちゃならない。コピーしていった納経の手順をコッソリ見ながら巡拝してみる。1番で先に発ったバイクお遍路がウロウロしている。彼だって戸惑っているのだ。

その他の事はよく覚えていない。確かここの門前のお遍路用品店に入りおばちゃんから、この先お昼を食べる所がないから、と言われて少し割高のおいなりさんを買って店内のベンチで少し休んだことだけ覚えている。ビジュアルな記憶もそこらへんは残っている。

3番札所金泉寺までは2.6km、30分の道のり。県道裏道の田んぼの中を通って行ったようだ。これも残念ながら記憶が断片的にしかない。ただ、金泉寺に着く直前に自転車のお遍路二人組みが止まって地図を見ていた。そこに私が通りかかって「こんにちわ」と声を掛けたらその20歳前後の二人の内一人がにこやかな笑顔で「こんにちわ」と返してくれた。

そこから数百メートル歩き遍路の道は田んぼのあぜ道の中を進んだ。そしてすぐに3番金泉寺に到着し、あたふたと納経の準備をしていると例の二人組みが到着した。にかやかな方の子に「どうしてそんなに早いんですか?」と聞かれた。歩き遍路の道はショートカットしてたみただ、とたわいないやり取りに加え出身などを聞いてみる。

3番札所金泉寺↓
Image110.jpg

彼らは大阪の学生で、夏休みを利用して通しで88ヶ所をまわる予定らしい。そして四国まで自転車で来たのだという。だからクタクタです、と。そうかそうか、ま、ゆっくり行こうよ。なんて言いながら納経を先に済ませてお先に、と出発する。4番札所大日寺までは5km。はじめての山にある札所だ。

残念ながらその後二度とこの二人の大阪の男子学生に会えなかった。無事に結願したんだろうね。


うーん、考えてたより覚えてること多いな。





「ねはんの里」 
banner2.gif


スポンサーサイト
[2013/09/24 21:40] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(0)
<<写真撮ろう6 ご近所編 | ホーム | 慢性疲労、眠れない・・・・・>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://maigonootonatachi.blog.fc2.com/tb.php/183-6b62b5a7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
迷子の大人たち 2


~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記

プロフィール

池田 司

Author:池田 司
高知県四万十市の丘の上、放し飼い有精卵のニワトリノニワ農場の経営者池田司です。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

カウンタ01

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。