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ニワトリノニワ テキトー日記三年目 61
今朝も薄曇り。

やわらかい日差しがもれる。

薄曇りの朝.jpg

さて、と。

今日は麦わらが休みなので出荷管理とかをテキパキと済ませて9時半頃からいよいよ昨日の続き。

続き.jpg

まずは屋根の勾配に沿って垂木を垂木クランプによって単管に結合させていく。

垂木.jpg

続いてはその垂木に対して垂直に母屋という部材を木ネジで留める。

垂直に.jpg

更に壁側の垂直の通し柱と水平の胴差を次々に取り付ける。

壁を.jpg

後は手前と向こう側の扉部分の壁だな、という所でお時間。

今日はここまで.jpg

今日は早いけどここまで。


そして以前微妙な紹介をした例のアレへと向かった。

それは、「世界が食べられなくなる日」というドキュメンタリー映画の自主上映会だ。

麦わらから前売り券を買ってしまったヤツだ。僕はこのブログにも書いたがいつものように直感的になんとなく違和感を感じていた。

いや、今回はなんとなくなレベルではなかったのだが・・・


四万十市立中央公民館。

例の映画.jpg

ホワイトボードの上の市民大学のポスターを眺めたら、なんと9月にあの柳田邦男が四万十市に来るらしい。

この情報をゲットしただけでも今日来た甲斐があったというものだ。


さて、肝心の内容だが。

予想通り、というか予想以上と言うべきか。こんなヒドイ映画が平気で上映されている事実に驚愕した。

内容は、1.モンサント社の遺伝子組み換え作物は悪魔の仕業によってつくられたものであること。2.有機農法でも立派に農作物ができること。3.福島原発事故の際のデモの様子と放射能汚染のひどさについて。

内容にも大いに疑問があるのだがそれは一旦置いておくとしても、撮影の仕方に大いに問題がある。

客観性というものを完全に無視。

ドキュメンタリーであれば少しは客観性を持つために反対意見などを取り入れて公平性を保とうとするものだが、そんなのカンケーネー!な2ちゃんねるのノリ。

ひたすらモンサント社の悪口と原発を許す政府への批判のオンパレード。

こういう偏った情報しか伝えない映像ってどこかで観たことあるぞ・・・・あ、そうだ。北のおエライさんが君臨なさっておられる国の平壌(ぴょんやん)放送だ。


「偉大なる将軍様、キム・ジョンイルすむにだ!」


とか、こういうバカにした言い方するのはどうかと思うぞ、オレ。


ともかくね。遺伝子組み換え作物と放射能汚染とを意図的にゴチャゴチャに混ぜて同じ路線に持ってくサブリミナルみたいな流れになっていた。

僕が一番注目していた遺伝子組み換え作物を食べると健康被害があるのかどうか、という問題についてはちょっと信憑性に欠けるように思った。

実験では遺伝子組み換えのトウモロコシを食べさせたラットを二年間飼い、腫瘍がおっきくなったというのだが。

ラットを遺伝子組み換え作物を食べさせた群、農薬をエサに混ぜた群、及びそれらの対象としてノーマルなエサを与えた群、など20群に分けてそれぞれ2匹ずつケージで飼育。

たったそれだけの実験でその費用がなんと200万ユーロ(2.6億円)!というのだから驚きだ。

いくら無菌室みたいなところで飼育したからと言ってそんなにかからねーだろ。とか、細かい部分、見逃しませんよ!

挙句の果てには最後に登場した原発事故の被害で亡くなった遺族、のようなテイで映されていた映像。

だが、亡くなったご主人の奥さんがチラッと漏らした死因は自殺だったよね・・・・とか。


ま、この映画の批判はともかく。僕は観ていて哀しい気持ちになった。

現代人って可哀そう。遺伝子組み換え作物にしても、原発にしても同じパラドックスを内包している。


では反対運動によって遺伝子組み換え作物がこの世から完全に無くなった、と仮定しよう。

米で比較すると有機農法で作ると農薬を使用する慣行農法の約1/3の収量と言われる。慣行農法の中に遺伝子組み換え作物も含まれる。

と、単純に考えれば有機農法しか存在しない世界では現在の食糧の1/3しか流通しなくなる。実際には家畜の飼料はもっと効率が悪いので事態は更に深刻と思われる。

そうなったら間違いなく人類は飢える。先進国は金にモノを言わせようとしてもないモノはない。そして最も過酷に飢えるのは発展途上国の貧しい人たちだ。

穀類は家畜に食べさせるより人間が食べた方がエネルギー効率が高いので家畜には回らない。卵はきっと昭和初期くらいの価値になり、一個500円くらいでも滅多に手に入るかどうか。

もし明日から遺伝子組み換えを消滅すれば世界で経済的に弱い国から餓死者が出て行く。それでも遺伝子組み換えを否定するのだろうか?農薬を?

何故こんなことになってしまったのか?

それは我々先進国と言われる食糧消費の激しい国の人間が食糧生産の現場から離れてしまったからである。

もし、日本の農業人口が今の三倍あったら単純に言えば有機農法の作物だけを日本人は食べられるようになる。

だけど。みんな、僕は家族がいるから、とか。私は医者で人の命を救っているから、とか。食品加工の仕事をしてるから間接的に農業に関わっている、とか。

そんな言い訳して、人類のために明日から農業やります!てな行動には出られないでしょう?だから、単純に遺伝子組み換えを否定しても意味がないんです。

遺伝子組み換え作物にしても、原発にしても、問題は同じ。生産現場から現代人が離れ過ぎてしまったためにその技術がなければ成り立たないということを忘れてしまったんだ。


例えて言えば、蛇口から水を引くために遠く遠くにホースを引っ張ってきた。暫くするとホースが塩化ビニルで作られていると気づく。

そしてこれは有害物質ではないか、と騒ぎ出す。挙句には環境ホルモンによって健康が犯されているのじゃないか、と。

ある日、ついに反対する過激派がこんなモノは人類の敵だ、とホースを根元からちょん切ってしまう・・・・


何度も言うけど僕は遺伝子組み換えも原発も全く賛成していません。だけど、地球の人口は余りに増えすぎた。みんな現場から離れ過ぎてしまった。

そして、何かを自分の手で創る喜びを忘れてしまった・・・



農場に戻ると鶏舎の増築用に購入した波板が届いてた。

波板届いた.jpg



よーし、明日もトントン、カンカン楽しんだろっと。


ゆふぐれ.jpg


ホースをちょん切っちゃう前に、やることあるだろ?




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[2013/09/25 00:44] | 迷子の大人たち(移転前日記) | トラックバック(0) | コメント(0)
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~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記

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高知県四万十市の丘の上、放し飼い有精卵のニワトリノニワ農場の経営者池田司です。

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